ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、hiduka@hotmail.comにお願い申し上げます。
チハヤ導入:“ファイティング・コンピュータ”バトルマン(ヒルコ●、クグツ◎、チャクラ)
PLは加納氏。漆黒の仮面をつけた後方処理課のサイボーグ、その正体は千早俊之の手でニューロエイジに蘇った正義超人、ロボ超人ウォーズマン本人。表の顔は、チハヤの販売促進用広告塔。お子さまに大人気のロボ超人バトルマン。
後方処理課のメンバーリストを奪取した家族の監視と、メンバーリストの回収を命じられる。テーマは家族ごっこ。
「……というクグツキャストを作りました」
「ほう……良いでしょう。受けて立ちましょう」
「わーい、バトルマン、バトルマンだぁ」と、幼子レイラに懐かせることに。正義超人たちとの思い出を胸に、レイラとの家族ごっこと任務との板挟みに揺れる。
イワサキ導入:“血まみれ戦乙女(ヴァルキリーブラッド)”ノルダ・シュワルツェス(アヤカシ●、クグツ◎、カタナ)
PLはぴか中パパ氏。スーツ姿に北欧神話のヴァルキリーのような兜をかぶった雇われクグツ。重要な点は爆乳美女であることらしい。爆乳ぶりを演出できなかったことをやたらと悔しがっていました。〈血脈:天使の一族〉と7レベル〈見切り〉の強力コンボ。〈血脈:天使の一族〉でヴァルキリーつーのは、絵になるなぁと思いつつ。
イワサキの重役から会長に内密のビズを依頼される。
探偵導入:“命の鐘(カウントダウン)”クローズ(タタラ●、フェイト◎、エグゼク)
PLは悪童同盟氏。元ハウンド。暗殺任務などを請け負っていた爆発物のスペシャリスト。ウェットのため、オメガシステム導入にともないハウンドを退職。現在に至る。
保険調査員として訪れた家の未亡人がかつての恋人だったことから、彼女の夫の死とそれにまつわる企業間抗争に巻き込まれる。
「しかし、tatuyaさん、よくバトルマンなんざ引き受けましたね。俺だったらリアルに殴っておきますわ(笑)」
こんにちは赤ちゃん導入:“央の晃龍”鳴沢翔(エグゼク◎、カゲ、チャクラ●)
PLは加納氏。BH機動捜査課課長補佐、階級は警部。〈コネ:千早冴子〉10レベルという常軌を逸したキャスト。つか、やることは要は、冴子といちゃいちゃするだけですが。
“狼王”エリスと引き分ける回想シーンから始まり、目覚めたらなぜか赤ん坊が家に居たという謎導入。
とほほなクグツ導入:“血まみれ戦乙女”ノルダ・シュワルツェス(アヤカシ●、クグツ◎、カタナ)
PLはぴか中パパ氏。
死地に赴くとほほなクグツ導入。エリス捕獲って、あなた……。
逃がし屋導入:“ザ・リーパー”ヨラン・エドマン(アラシ◎●、カゲ=カゲ)
PLはGG氏。ヴァイキングの末裔というか、現役ヴァイキングのウォーカー乗り。
拡大派の追っ手から和泉大佐の逃亡を手引きする導入。
占いじじい導入:“ウィザード”バーディル(バサラ◎●、タタラ、カブト)
PLはしまやん氏。ミスタラ世界からやってきたレベル36のマジックユーザー。《難攻不落》相当のマジックシールドとか《天変地異》相当のメテオストームとか、そんな感じ。
茶のみ友達の占いじじいにエリスを捜してほしいと頼まれる導入。
キャストを見回してみると、ヴァルキリーにヴァイキングにD&Dマジックユーザーという無節操ぶり。よりにもよって一番まともなのが鳴沢というのは、どういう了見か? おかげで、みんな羽目はずしすぎ(笑)。いや、私も占いじじいの演出で随分とはっちゃけましたが?
「お主、フラグをひとつ拾い忘れておるぞ」
そのメタ発言はドウなのか?
忍者導入:“殺”リィ・リア(ヒルコ、カタナ●、チャクラ◎)
tatuyaキャスト。夏の少数民族出身の殺し屋……のはずだが、下記の通り変なエフェクトを入れる。おかしい。チャクラ導入で入るつもりだったのに、RLから指定されたのは何故か忍者導入。
ところで、下記のマリスと性能がほぼ一緒ってのはどうなのか?
マヤカシ導入:一ノ瀬冬河(カリスマ●、ハイランダー、マヤカシ◎)
PLはぴか中パパ。高校生にして凄腕のネゴシエイター、そして幻術使い。女大公の寵愛を一身に受ける美少年。〈コネ:アルドラ〉11レベル。おお、鳴沢に勝っている。そのうえさらに、エニグマ“アルドラ・プティ・スール”を召喚するとか。OPで勝手に事件を起こして勝手に解決する好き勝手演出(通称、ぴか中劇場)を堪能させていただきました。
アルドラから自らのルーツが果心居士であることを知らされ、居士の遺した秘伝書を巡る戦いに身を投じる。
聖母殿導入:“ウィザード”バーディル(バサラ◎●、タタラ、カブト)
PLはしまやん氏。
聖母殿の依頼で果心居士の復活の裏に潜む何かを探る導入。忍者VSマジックユーザー(もはや意味不明)。
チャクラ導入:“無垢なる殺意”マリス・アデレイド(カタナ●、チャクラ、ハイランダー◎)
PLは(はた)×弐氏。あどけない顔をして、呼吸するように人を殺す天性の殺人貴。えーあれだ。絵に描いたようなハイランダーカタナ。
俺より強い奴に会いに行く導入。
「今回は、ひとつ不思議設定をはやします。リィ・リァが属する民族は、歴代中国王朝の間諜を務めていまして、夏忍軍とも呼称されています」
「日本の忍者どもよりも夏忍軍の方が優れていることを実証すべく、忍法帳争奪戦、忍争に参加します。中国五千年の前には、戦国時代の幻術師が書いた忍法帳など、たかが知れていますが」
『それでも最後に勝利するのは、我ら夏忍軍よ』
「エフェクトは『バジリスク』の薬師寺天膳でひとつ。ええこれは、いつでも負ける用意ができているというPLからの意思表示です」
なんだかんだ言って《突然変異》を残したため、最後に勝利したのは我ら夏忍軍でした。
“プレデター”ジャック・ジョンソン(ヒルコ●、カゲ◎、チャクラ):Xノフ氏
“KKK”ケン・ケネス・クライン(エグゼク●、カゲ、レッガー◎):GG氏
“老兵は死なず”IXI(イクシ)(カブト、フェイト◎●、カゲ):しまやん氏
例の事件でも、言われ続けていたことだけども、直リンクは技術で充分対応可能なことです。
“公安九課”剣崎御筆(レッガー、トーキー◎、イヌ●)
PLは火塚。元ハウンド公安部所属の報道記者。今回は、鳥越氏や落合氏のテイストでアクトに参加する。白髪が目立つナイスミドルのおじさま。
“ダブルノッカー”メイチェル・ヒューイット(カゲ、カブトワリ●、トーキー◎)
PLは転々氏。元稲垣機関のスナイパー。真実と正義を愛するキャリアウーマン。
“ガトリングスピーカー”星野信号(カブキ●、マネキン、トーキー◎)
PLは修行さん氏。ガトリングスピークを愛する、若手レポーター。とにかくうるさい。RL様となにやら談合してサブRLをしておりました(笑)。
おい、三人もそろって、ひとりたりともトーキー●がいないよ。
メディアスキャンダルにまつわるお話。剣崎は公安テイストに捜査を進め、メイチェルは元殺し屋のスキルを活かし、信号君の実況中継がほえまくる。楽しいアクトでした(笑)。
「それってつまり『Fate』……」
以下、キャスト紹介〜〜。
“無垢なる殺意”マリス・アデレイド(カタナ●、チャクラ、ハイランダー◎)
PLは“一心不乱”(はた)×弐氏。マリスキター。
呼吸するのと同じ感覚で人を殺す無垢なる殺意。そんな奴がかなえたい願いを持ってしまったからさあ大変。
アリス・ローゼンのために世界にたった一つの誕生日プレゼントを用意するというのが今回の願い。えー。勘弁してください(涙)。
“真夏の夜の夢”汐槻リリス(カブキ◎、マヤカシ、ニューロ●)
PLは火塚。下記の家柄姫との差別化を図るため、年齢を15から17へと修正。いいとこの女学校に通う天然系レトロアイドル。その正体は元真教浄化派洗脳戦士。現在は聖母殿に所属し、世界の敵と、何よりも自分自身の過去と、戦う女の子。
自分の過去を清算(忘却)したいという願いを持つ。
“オモイデを渡る”ワタリガラス(カブキ◎、バサラ、トーキー●)
PLはからい氏。元力:虚無のため、記憶を忘却していくという呪いを持つ大学生。そのため、記録を撮り続けることに深いこだわりを持つ。
なんか本人、やたらとプレイングで大惨事とかいっていたけども、別に、何も問題なかったと思うにゃあ。
記憶を忘却する呪いから逃れることを願う。
“命の鐘”クローズ(タタラ●、エグゼク、フェイト◎)
PLは悪童同盟氏。元ハウンドのウェットワーカー。爆破工作を専門とする。ハウンドがオメガシステムを導入したことを期に、退職。自身がウェットであったため、どうしても即決裁判という制度になじめなかったのが理由らしい。盗まれた爆弾で事件を起こされ、その、爆弾を盗んだ犯人を追いかけるべく探偵業を営んでいる。
願いは、事件に関する情報の入手。
序盤から軽くジャブをかます自分。
「クローズのシーンに登場します。場所はバーでしたよね? じゃあ、そのバーには巨大なテレビ画面があるんですが、スポーツ観戦用とかに使う奴ね。そこに、歌っているリリスが映ります」
「シーンの最後にアナウンサーの質問に答えます。『私、どーしても、どーしても、かなえたい願いが、ひとつだけあるんです』『え? それは秘密ですよ』」
魔術儀式を主催したゲストコネと接触をしたあたりから、アクトへの方向性が決まる。
「ゲストコネは大学教授なんですよね、宗教学の。じゃあ、その授業に出席します。で、授業の終わり間際に質問をするのです。『先生〜〜』リリスは高校生なので、潜りで授業を受けているわけですよ。『君は〜〜』みたいに驚いたリアクションをしてくれると嬉しいです」
ゲストコネから夢を語られ、その夢に強く共感するリリス。ゲストコネの死後、リリスはゲストコネの夢を引き継ぎ、黒幕っぽい動きをする……。
自分で言うのも何ですが、リリスがすげえ可愛かったです(笑)。
キャラ紹介は何故か、ジル口調で。
カブキ導入:“思い出を渡る”ワタリガラス(カブキ◎、バサラ、トーキー●)
「カラスの写真は凄いのでしょう! きっと、たくさんの人を幸せな気持ちにするでしょう!」
「カラスの呪いは悲しい呪い! 美しい記録をとるたびに、楽しい記憶を失うでしょう!」
PLはからい氏。失われる記憶をつなぎ止めようと、写真に記録を残すジュブナイル生命体。シナリオ中は、柚羽やジルを相手にぱしゃぱしゃと写真を撮りまくっていた。対シャドウ・ランド決戦兵器とは、本人の弁。柚羽的に、気になるお兄ちゃん。同じ、虚無の力を持ちながらもポジティブシンキングに生きていけるカラスのことを、柚羽は表面的には嫌いながらも、実は密かに憧れている。
アラシ導入:“ハンドレッドガンズ”(バサラ、カブトワリ◎●、ニューロ)
「“ハンドレッドガンズ”は雄々しい戦士でしょう! 100万の軍を相手にしても立派に戦うでしょう! 最後まで、最期まで、立派に戦うでしょう! それはそれはきっと、歴史に名を残す戦いとなるでしょう!」
PLはシリル氏。銃のデータを打ち込んで記録し、そのデータから銃をデータ再生して召喚するニューロマンサー(〈変化〉〈元力:器物〉)。クールでストイック、皮肉屋で姉御肌の女傑。格好いい傭兵でした。柚羽的に、頼りになるお姉さん。ふたりでコンビを組んで、走行中のトレーラーを停止するシーンが印象的。銃撃後、「ちい、装甲が厚い!」と言いながら、弓を召喚する様がかっこよかった。
ハイランダー導入:家柄姫柚羽(やがらき・ゆずは)(バサラ、エグゼク、ハイランダー◎●)
「柚羽は良い子なのでしょう! 心優しく、素直で、清らかで、朗らかで、明るく元気いっぱいな娘でしょう!」
満を辞し、必勝の信念の元ロールアウトした、火塚の新造キャスト。前回プレイ時での問題点を再検討し、また、事前に提示されたほかのキャストたちとの絡み方も綿密に計算して、本アクトに望む。駄目女スキー、地雷女スキーと呼ばれ続けた火塚の面目躍如というか、汚名返上。いや、そのとおり駄目女スキー、地雷女スキーなので別にかまわしないのだが、いつも地雷女しかプレイしていないという印象論だけで語られるのはさすがに勘弁してもらいたいので。というか、それは酷い情報操作だ。
ツリ目で寡黙な美少女。黒髪黒目、白い肌。修道服のような正統ゴシックファッション(風流相当)(フリル付きのゴスロリにあらず)に、ゆったりとした外套(ダークナイト相当)、黒い手袋と、膝下まで覆う黒の編み上げブーツに身を固め、走るたび、髪を結んだ大きなリボンがゆったりと揺れる。外見イメージは『月姫』のレン。
事故で両親を失い莫大な遺産を受け継いだ少女(エグゼク)。自身も先の事故で大けがをしている(刺青相当の傷痕)。面倒を見てくれている企業に恩を返すべくウェットワークをこなしている(企業工作員導入)。
でも、それは本当に彼女の正しい記憶なのか(ハイランダー)? 時折見せる妖しげな影、彼女の出生の秘密と、彼女の忌まわしき能力……果たして少女の正体は? 自身の出自と事故後発現した特殊能力の秘密を探るため、暇を見つけては退魔師の仕事を引き受けている。クールな無表情系に見えて、多感なお年頃。甘いところも多い。テーマは自分探し。愛読書はジュブナイル小説で、いつもポケットに入れて持ち歩いている。
虚無を現在させる能力に優れる(〈元力:虚無〉)。存在自体が希薄で、〈透過〉能力、〈飛行〉能力、〈転移〉能力、攻撃耐性(汎用結界、トレードマーク)などを発現する。また、呪われた血は妖たちを引きつけるようだ(〈直属部署:アヤカシ〉〈直属部署:カゲムシャ〉)。どーでも良い裏設定まで語ると、その正体は人間と獣の一族とのハイブリッド。アヤカシの姫君で、“終末の獣”フェンリル狼の末裔。すべてを無に帰す虚無の主(〈※封印記憶:血脈:獣の一族〉)。
ぜーぜー。全部説明するとやたら長いキャスト紹介になるなぁ(実際のアクトではここまで話していません。つーか、必要ないし)。
今回は、ワタリガラスを「カラスお兄さん」(恥ずかしいのでお兄ちゃんとは呼べない)、“ハンドレッドガンズ”を「“ハンドレッドガンズ”」(本当はもっと砕けた関係でいたいけどもクライアントとしてクールな呼称を維持)、(ゲストコネの)タリアを「タリアお姉ちゃん」(一番素直になれる相手)と、それぞれ呼ぶことに。
自分でもびっくりするほど可愛らしい少女を演じました。
時にクールに、時に愛らしく、時に謎めいて、時におっちょこちょいで、時に凛々しく、時に泣き虫で、時に拗ねて、時に満面の笑顔を振り蒔く。多感なお年頃の少女でした。
ベンチがある広場に迷い込んだワタリガラス(〈社会:アストラル〉リサーチの演出)。家柄姫が登場。家柄姫はベンチに腰掛け、ジュブナイル小説を読んでいる。肩に乗ったホログラム(遊園地で購入したペットロイド相当)が本をのぞき込む。家柄姫はワタリガラスからシャドウランドを捜していることを聞き出す。立ち上がりスカートを翻して駆け足で立ち去る。振り向き。
「シャドウランドはここにはないわ!」
家柄姫はカラスの前で翻る。両の手を広げ、くるりと一回り。スカートの裾がふわりと浮かぶ。家柄姫本人は知りもしないが、その様はまるで、かつてカラスの前で翻っていたジルの様。
「うふふ、秘密!」
エンディング。夕焼け時の遊園地。タリアとの再開。久しぶりの遊園地。タリアは自分の過去、真教浄化派という過去を清算すべく、再び戦いに赴く。戦士の休日。絶望的な別離となるだろう。そんな予兆を懐きつつ、家柄姫はタリアに甘える。
そして、帰り道。再開を約束し、まるでいつもの帰り道のように別れるふたり。
夕焼けの中、ひとり取り残される家柄姫。足下のホログラムは不安げに家柄姫を見上げる。
家柄姫は涙を拭い、大きくかぶりを振る。
「ケロちゃん、帰ろう!」
うん、可愛い。
タタラ導入:“石長比売”天野梨乃加(ヒルコ、タタラ●、エグゼク◎)
イヌ導入:“三分の一人前”八月一日三姉妹(マヤカシ、イヌ◎、ニューロ●)
退魔師導入:“虚無の実在”家柄姫柚羽(バサラ、エグゼク、ハイランダー◎●)
581 :聖騎士 :04/07/08 22:36 ID:???
萌エニモマケズ 萎エニモマケズ データニモ“常識”ニモマケヌ 柔軟ナ対応力ヲモチ
惑イナク 決シテ弛マズ イツモシヅカニワラツテイル
PCニガチデータト ツッコミドコロト 少シノネタヲココロガケ
他PLヤGMノ言動ニ関心ヲモッテ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
GMノマスタースクリーンノ脇ノ GMト目ノ合ワナイテーブルノ角ニイテ
東ニ初心者アレバ サリゲナイサポートヲシ
西ニ疲レタGMアレバ 行ツテソシナリオノ誘導ノ協力ヲシ
南ニ死ニソウナPCアレバ 行ツテ新シイキャラシーヲ渡シ
北ニ空気ヲ読マナイ厨房アレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
出目ノワルサニナミダヲナガシ PC死ンダラオロオロアルキ
ミンナニPC5トヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイウPLニ ワタシハナリタイ◎●皿●◎
割とどうでも良いので、リンクのみはっつけ。
ハイランダー導入:“当主代理”御影(カタナ=カタナ●、ハイランダー◎)
PLはNAT氏。冷凍睡眠から回復すると、記憶喪失だった。かすかに記憶に残る、少女の面影。それは一体何を意味するのか……? いわゆるハイランダー導入。このアクトのため、わざわざ決め打ちで作ったとか。
宇宙電波導入:“疾猛る嘴”マヤ・クィリーオ(カゲ、レッガー◎、マヤカシ●)
PLはなま氏。メッセンジャーで会話していたら、いきなり「電波沸いた」発言をして作り出したのがこのキャスト。マヤはネイティブアメリカンな何でも屋。河川敷からほとんど動かず、訪ねてきたキャスト相手にひたすら占いと禅問答をしていた。かっこいい。
「そのときコヨーテ叔父さんはこういったそうな……」
アストラルより飛来した電波を拾い上げ、その足跡を追いかける。
好奇心猫を殺す導入:チャイム・リーズヴェル(ハイランダー、ニューロ=ニューロ◎●)
PLは星読むおん氏。まっとうなハイランダーニューロかと思っていたら、ゾヲンの怪電波のおかげで、機動からたたき落とされたとか裏設定を披露し始める。それはどうなのか(笑)。
ウェブ散策中に面白いことを見つけてしまって好奇心猫を殺す導入。
カブトマネキン導入:“青い服の女”ウルリカ・ミルヴェーデン(アヤカシ、カブト、マネキン◎●)
火塚キャスト。娼婦にしか見えないけどもれっきとした女カブト。その正体は、恋する男女を助けに訪れる墜ちた天使。
不可攻撃は防げないけども、それ以外の防御能力は極めて優秀。25点以下のダメージであれば即死回避できる〈カバーリング〉〈最後の砦〉、精神戦防御は万全〈横槍〉、万能特技〈魔女の叫び〉、そして、最強の達成値上昇特技〈天使の一族〉。肉体・精神共に守る、まさにカブトの鑑! ……ゴメン、僕が悪かった。
御影の護衛を依頼されるも、その依頼自体、数十年前になされていた依頼だった……果たしてこれは? という導入。
「(コネ(女性)がクサナギを引き連れて妨害に来たところで)コネのサングラスを取り上げ、瞳をマジと見つめつつ、一言。『あなた、恋をしているわね』〈交渉〉+〈誘惑〉+〈都市伝説〉+〈お願い〉」
「(御影がヒロインと数十年前にいちゃいちゃしているシーンに登場。ヒロインと別れたあとで)指輪、お渡ししなくてよろしいのですか?」
「(〈コネ〉+〈白馬の王子様〉で黒幕を呼びだして)お願い、あの子(コネ)にやさしくしてあげて。〈お願い〉」
うん。確かにマネキンだ、動きが(苦笑)。……ごめん。
カタナ導入:“当主代理”御影(カタナ=カタナ●、ハイランダー◎)
「当主代理! いまはまだ、知るべき時ではありませぬ!」
PLはNAT氏。記憶を失い、脳裏に残る少女の面影を追う若き剣士。
その手に収まる無銘の刀は、全てを知り、そして全てを語らぬお目付け役(ティルヴィング相当品)。ほら、ウェットだから。
とある女剣士に頼まれ、盗まれたという刀を捜索することに。
組織導入:謝飛蘭(シェ・フェイラン)(ミストレス、エグゼク◎、レッガー●)
「いや、べつにいーんですけどね、あたしは。でも、困るのあなたじゃないですか?」
PLは椎鷺氏。夏の大香主の娘。茶葉及び茶器の輸入業を隠れ蓑に、フィクサー業を行うフィクサー見習い。椎鷺氏の愚痴ロール・恫喝ロールは相変わらず見事。
百人斬りの犯人との交渉を依頼される。
警察導入:“閻魔堂”匂坂壱角(さきさか・いっかく)(24♂、Mistress●,Mayakashi,Inu◎)
「なあ、早く捜査中止命令が下りないかなぁ?」
PLはなま氏。ブラックハウンド機動捜査課の経理担当。越権しがちな機動捜査課の経費処理にいつも胃を痛めている。経理課と機動捜査課との板挟みでいつも苦しむ苦労人。
百人斬りの捜査という大変な事件を捜査する羽目に。
“ロートル”アルフレッド神原(アラシ、カブトワリ=カブトワリ)
椎鷺氏の即興キャスト。ロールをつかむのに苦労していた模様。……まー、ほかのキャストが少女二人組っつーのも原因かもしれないなぁ。正直、申し訳ない。
テストパイロットとして新型機に乗り込むが、そこで黒いグリフォンと遭遇する導入(具体的すぎ)。
チャイム・リーズヴェル(ハイランダー、ニューロ=ニューロ)
むおん君のキャスト。言わずものがなリリカル。のーみそが緩い感じの元軌道人。ニューロとしては超一流。
シャトルを乗り間違えたために、拘束されてしまう巻き込まれ導入。そしてそこで、かつての恋人と運命的な出会いをする……。
“虚無の実在”家柄姫柚羽(やがらき・ゆずは)(バサラ、エグゼク◎、ハイランダー●)
火塚の新キャスト。えー、なんだ。萌えを強く意識して作ってみました。
事故で両親を失い莫大な遺産を受け継いだ少女(エグゼク)。自身も先の事故で大けがをしている(刺青相当の傷痕)。面倒を見てくれている企業に恩を返すべくウェットワークをこなしている(企業工作員導入)。
でも、それは本当に彼女の正しい記憶なのか(ハイランダー)? 時折見せる妖しげな影、彼女の出生の秘密と、彼女の忌まわしき能力……果たして少女の正体は? 自身の出自と、事故後発現した特殊能力の秘密を探るため(元力:虚無)、暇を見つけては退魔師の仕事を引き受け、自らの出自を探っている。クールな無表情系美少女に見えて、甘いところも多く、かなり無茶をするタイプ。
虚無を現在させる能力に優れる(〈元力:虚無〉)。存在自体が希薄で、〈透過〉能力、〈飛行〉能力、〈転移〉能力、攻撃耐性(汎用結界、トレードマーク)などを発現する。また、呪われた血は妖たちを引きつけるようだ(〈直属部署:アヤカシ〉〈直属部署:カゲムシャ〉)。
今回は、ミトラスでのウォーカー機動テストの警備班主任として、ミトラスに赴くことになる。
オープニングからオーヴァーで〈ワーニング〉をとったりと、いつものごとく序盤からかっ飛ばしていました。
「オラ、ワクワクしてきたぞ!」
何故か悟空台詞をはきまくる。で、できたキャラが。
マリア・ラグーン(ウォーリア/サムライ/ネヴァーフ)
16歳美少女ドワーフ。実にラグナロクらしい、由緒正しい萌えキャラ(ライフパス:白眉美麗)。まあ、シナリオのネタにはなるだろう。
そして出来上がったのは人呼んで“二代目戦車娘”。どーも、九龍氏とほぼ同じコンセプトで作られた生き物らしい。イエイ、マンチ。
ほかのPC/PLは下記の通り。
セイカ(アコライト/モンク/ヒューリン(エルダナーンHB))
「跪きなさい!」
PLはなま氏。尊大な殴りアコ。やはり由緒正しい萌えキャスト。以上、証明終わり。
クラウル(メイジ/サモナー/ヒューリン(エルダナーンHB))
「次は10G払うから働いてくれー!」
PLはNAT氏。金を食って魔法を吐く不思議な箱を師匠から預けられ、後生大事に抱えて旅する魔法使い。なんだか騙されているっぽい幸薄系。
ティガ・ナニワーノ(シーフ/アルケミ/ヒューリン(ネヴァーフHB))
「覇王の剣って……ショボッ」
PLは(はた)×弐氏。莫大な借金を抱えた元商家の娘。名前の通り似非関西弁を操る、絵に描いたような萌えキャスト。
覇王の剣に纏わる、ダンジョンアタック話。というか、1レベルで覇王の剣なんて、たいそうなミッションにチャレンジして良いのか? いいのです、アリアンロッドだから。
アクト後、ちょっと思うところがあったので、マリアの設定を一部差し替える。お気楽極楽性格から、ストイックな剣豪タイプへとシフト。美少女剣士ですよ、奥さん。
将来的には、アルケミストへとシフトチェンジして、銃と刀を腰に差した、美少女侍へと成長させようかなぁと。
佐久間賢『交渉力入門』日経文庫読了。
あー、なんかようやく、馬場論考の言わんとしているあたりを理解した感じ。つまり、馬場氏がやりたかったのは、ゲームではなくて事例研究(ケーススタディ)なのか。だったらそうと、早く言ってくれればいいのに(苦笑)。
ちなみに、私は馬場氏のこの見解自体は否定しないし、むしろ好意的だ。ゲームをゲームたらしめるのは、正しく戦略的思考であるし、戦略的思考であるべきだ。そして戦略的思考に乗っ取れば、事例研究的方法論を取り込むこともまた必然である。したがって、ゲームとは正しく事例研究であり、TRPGをゲームと定義するのであれば、TRPGは事例研究であるべきだ。特にTRPGが、多様性と自由度とを広く持つメディアであるという一般論を是認するのであれば、TRPGをゲームとして楽しむ場合、事例研究的方法論に乗っ取って運営されるのはもはや必然とも言えよう。このように理解した場合、TRPGとは、その戦略が正しいかを実証するルールとジャッジメントとを内包した事例研究ゲームである、と言えよう。
まあ問題は、TRPGにはたしてそこまで正しく事例研究を求めるべきなのか? そもそもTRPGはゲームなのか? TRPGは事例研究を実施するのにふさわしい様式を備えているのか(例えば、PBMやMMO、ライブRPGの方が様式としてより適切じゃないのか?)? そもそも事例研究って、言うほど面白いものなのかなあ? ということだろう。
あと、馬場氏が、この方向で理論を詰めるのであれば、氏が成すべきだったのは、国際ロールプレイ協会といったアマチュア団体を立ち上げ、ロールプレイの採点基準を作成することだったのだろう。そして、新体操のように、芸術点を含んだ評価基準による競技化を進めるべきだったのだと思う。もちろん、採点基準の見直しは常に必要だろうが。
ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、hiduka@hotmail.comにお願い申し上げます。