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脈略もなく、今日見かけたもの。
それは「現実」の似姿へ抱く「愛情」とは決定的に異なる論理をもつ。アニメの幼いキャラクター、例えば『おジャ魔女どれみ』の瀬川おんぷを好きだからといって、実生活でも「ロリコン」であるかといえば、そういうわけではない。もしそうであるのならば、宮崎勤以降多くのオタクたちが事件を起こしていただろう。だが、実際にそのようなことは起こらなかった。
「ヒルコのミリアリュージュを作ろうと思うんですよ」
「……は?」
「ミリアリュージュは26体いまして、ヒルコのミリアは地球と共に生まれた生命の母“始原の母”なんですよー」
「ほら、〈社会:ミリアリュージュ〉」
……勘弁してください。
ヒルコ導入:“始原の母”ミリアリュージュ(ヒルコ=ヒルコ=ヒルコ◎●)
PLはむおん君。もう、好きにしてください。
アラシ導入:坂井零次(アラシ、カゼ=カゼ◎●)
PLは侵入者君。エリア88な傭兵キャスト。……えーとなんだ、今回の唯一の良心だったよ、うん(涙)。ほかのキャストたちのあばれっぷりと言ったら。
タタラ導入:伊野春人(タタラ●、レッガー◎、ハイランダー)
PLは猫守様。自分の能力に絶大な自信を持つ尊大なタタラ。
オープニングのRLシーンに「《天罰》。いまのゲストの会話シーンをすべて見ていたことにしてもいいですか?」とほざき、実行する。やりすぎだよ、あんた(誉め言葉)。
トーキー導入:“公安9課”剣崎御筆(レッガー、◎トーキー、●イヌ)
火塚キャスト。元ハウンド公安のフリージャーナリスト。治安維持のためには、権力や犯罪組織との裏取引も厭わない(レッガー)。呼吸するたびに格好いい、攻殻生命体。ミリアや伊野と遭遇するたびに対立ロールで煮え始める自分。
アクトはアクトで面白かったんだけども、ヒルコミリアショックがすべてだった。
トーキー導入:仲間サチ(カリスマ、マヤカシ、トーキー)
PLはSYS君。定年退職したトーキーお婆ちゃん。趣味は編み物で、編み物していると、昔のことを思い出す(ミストレスエニグマが〈コンタクト〉)。今回は年甲斐もなくテロリスト相手にハッスルさせられる。
ニューロ導入:ジョー・ケミ(カブト、クグツ、ニューロ)
りざっちの即席キャスト劇場。キャスト使い捨てって、RL的には哀しいんだよなぁ……。
イヌ導入:“発砲刑事”大岡哲也(レッガー、カブトワリ●、イヌ◎)
PLは侵入者君。危ない発砲デカ。
PL本人は、やたらとロールの拙さを気にしていたが、登場の仕方やキャラロールはむしろ、かなり巧みだったと思う。問題なのは、その提示の方法論の拙さか。そこさえ直せば、凄い良いPLになれると思う(いや、人の話を素直に聞ける時点で、充分良いPLだと思うのよ)。
真教浄化派導入:“赤色巨星”天詠(そらみ)きらら(アラシ◎、バサラ●、カブトワリ)
PLはAmisty氏。RLはフリーランス導入を提示したのに、何故か来たのは真教浄化派。しかも8歳。ほかにあと4人ほど、浄化派のキャストがいるらしい。ありえない。
まあ、シナリオ自体、真教浄化派主流穏健派と真教浄化派正統原理派との、セクト抗争を扱ったネタでもあるため、問題はないのだが。RL自身、そういうイレギュラーを好むところはあるし。
“次期枢機卿候補”アンジェリーネ・フォーゲルヴァイデ
PLは火塚。いつものように、パワーエリートにして大司教であり、次期枢機卿候補とまで呼ばれる実力者、アンジェで参戦。彼女は、一見傲慢で高慢で、浪費家で、およそ聖職者にふさわしくない人物だが、しかし同時に、誰よりも気高い魂の持ち主である。その真意がなにか? それを知らしめるために、主人公枠で参戦。主人公枠という名の超放置プレイだが。
先日、『サロメ』を読んでいたため、1000年前に聖母の首を所望した権力者の娘として、アクトに参加する。
「(しなだれかかりながら)ねえ、おとうさま、次は私、クリュスタッレアの首が、欲しいわ」
「さあ、クリュスタッレア。その可愛らしい声で、説法を初めておくれ。聞きたいの、私は。貴方の可愛らしい声を」
「(説法を聞くうち、涙を流し始める。クリュスタッレアの説法は朝日とともに終わりを告げ、クリュスタッレアは立ち去る。アンジェは、少しためらったかと重うと、装飾品をすべて捨て、靴を脱ぎ、裸足のまま、クリュスタッレアを追いかけ、走り出す)」
「(クリュスタッレアが乗る騾馬に嬉しそうにブレッシングをしながら)クリュスタッレア様がお乗りになる騾馬だもの。綺麗にしないと」
「(最後の晩餐にて)よろしいのですか? 私のような端女が、このような隻で、クリュスタッレア様と同席して?」
俺、超満足。
ほかに、三人ほど参加したが、ほかのPLの名誉のため、ここには記さないことにする(何?)。
http://homepage1.nifty.com/ksk-s/chosakugire.htm#KURYU
時々思い返したようにキリスト教を勉強しています。
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1.ファンタジーはイギリスで生まれた。これがまず基本。あー。確かにその指摘は納得できるなぁ。
ある年齢層の男女から成る集団はすべて恋愛ヒエラルキーを構成する。ウテナ考。チェキしておく。
神仙界妖精騎士導入:“月の加護”梁飛乱(リョウ・ヒラン)(バサラ◎●、カブト、カブトワリ)
PLはホグ山。“月の加護”クリシェンテ・ルーク。〈変化〉で作り出した炎の矢を武装弓で打ち出す、神仙界でも著名な騎士のひとり。良識人でした。
電撃文庫の主人公導入:“レインボウ・パレット”虹鳥そら(カブキ◎●、マヤカシ=マヤカシ)
神隠しに遭って神仙界に迷い込み、そこで仙女に道術の手ほどきを受けるという導入。しかも、その仙女に騙されて、学友を殺しに行くという、電撃文庫っぷり。
PLの竜リン君は、期待を違えないキャストをぶつけてきてくれました(笑)。自分にしか見えない妖精さんを従えた夢見る絵描き。うん、かっこいい。
セイレム辺境伯家臣団筆頭導入:“東方の牙”バザール(アヤカシ●、カブキ、カタナ◎)
PLはJ-I氏。新造キャストということで、キャラの把握に苦労していた模様です。ですが、RLの要請に良く応えてくれていました。
ぶっちゃけ驚き役導入:“クリアライド”神谷晶(フェイト◎●、マヤカシ=マヤカシ)
PLはあっきい氏。マヤカシは超能力としてのマヤカシ。アストラル能力は皆無。超能力を活かし、探偵業を営む青年。
とにかく全体的に、ジュブナイルっぽく、電撃文庫っぽく。クライマックス直前まで話はニューロエイジと神仙界とを交錯させながらお話が進展し、異界訪問譚を十二分に堪能する。
人食い虎“馬腹”を調伏しようと山に登るバザール。竹林での、“馬腹”とバザールとの一騎打ち、空中戦。
神谷は地道に調査を続けるが、調べるほどに不可解な事実ばかりが出てきて一向に調査が進まない。接触をしてきたSSSの公安もなにか腹にイチモツ抱えているようだし、重要参考人のヒロインは口を閉ざして黙ったまま。放課後の学校、夕焼けの中、彼女は目線を逸らすばかり。
中国の宿を思い起こさせる旅館での、虹鳥そらと日本軍の駐在武官とのやりとり。豪傑肌の駐在武官は虹鳥を緑の柱がある旅館(娼館)に誘おうとするが、初な虹鳥は猛烈にいやがる。
梁はヒロインを影ながら護衛していた。一度接触したときに事情を説明したのだが、彼女は自分が皇帝候補であるという事実を受け入れようとしない。ほっておくわけにもいかず、遠く離れたところで監視する日々だ。そこに、神谷が梁に接触してくる。神谷は梁をストーカーと疑ってのことだが、梁の真剣な目はもっと深い事実を語っていた。
ふたりが見守る中、ヒロインは体育の授業の最中。体育座りをして順番を待つヒロインは、学友を談笑していた。たゆやかに流れる日常。
……だが、日常を破る訪問者が、校舎の屋上にいた。魑魅魍魎を従えた“馬腹”と、虹鳥。
「へへ、本当にイイのかい? おぼっちゃん?」
「……ああ、これ以外、方法はない。白桃夫人の期待に応えるためにも……!」
真剣な表情の虹鳥を、“馬腹”はにやにや顔で眺める。
そして、虹鳥のかつての学友たちに襲いかかる魑魅魍魎たち。神谷と梁とは、校庭に駆け出し、ヒロインとその学友たちを護ろうとする。見上げると、曇り空の下、校舎の屋上に仁王立ちする“馬腹”と虹鳥。
……うわ、すっごい、ジュブナイルだ!
そんなこんなでアクトを堪能。多分、満足していただけたのじゃないかと。
身内が詳しく言及していた。
「内閣府ですが。貴誌のコピーにつきまして」
「はい」
「貴誌に掲載されている“判決”をコピーさせていただきたいのです」
「はい」
「調査会の報告書に用いようかと」
「はい」
「報告書として全国に配布しますが、もちろん、営利目的ではありません。当然、引用文献として雑誌名や号数も表示します」
「はい」
はあ、つまり、国家機関が、報告書を作成するにあたって、判決を掲載するのに、民間企業に対して、許諾を求めると、そうおっしゃりたいのですか。
泣きたくなった。
逆に言えば、知的財産法の条文の文言そのものを問う問題は出題しない。もちろん、条文の文言を知っていることに一定の意義はあるが、条文を知っていたからといって、企業の知財実務に十分に対応できるとは言い切れない。立派なように聞こえるけど、それって、
オーレリア・ラウーラ・クリストパル・アマルポス枢機卿(ミストレス◎●、クロマク、エグゼク):tatuya
“無垢なる殺意”マリス(カタナ●、チャクラ、ハイランダー◎):(はた)×弐氏
“地囚星”孫雑徊(カブト、レッガー◎●、イヌ):SYS氏
“法の網を紡ぐ者”綾司(ヒルコ●、カブト、イヌ◎):NAT氏
妖精騎士導入:“ネプチューン”(アラシ、ヒルコ●、アヤカシ◎)
PLはSYS氏。聖母殿の聖堂騎士がひとり。その正体は鯨。なのだが、今回はさらに酷い設定がくっついてきて、神仙界の四方を守護する神獣の一体になっていました(笑)。
ジュブナイル導入:“高校生探偵”ハーミィ・エミルトン(バサラ、ミストレス●、フェイト◎)
PLはむおん君。高校生で探偵やっていて出席日数足りないよーという、ある意味主人公属性満載な女の子。今回は神仙界に神隠しにあって、より出席日数がピンチに(違う)。
セイレム辺境伯家臣団筆頭:“スイートデス”キャサリン香川(マネキン◎、クグツ、マヤカシ●)
PLはアミスティ氏。その、とりあえずキャサリンという姿勢はどうにかしてください(笑)。チェンソーもってホッケーマスクを被ったジェイソン(エニグマ)と、それに殺される訳の金髪巨乳美女のコンビ打ち。殺されると見せかけて、美女と逢い引きしていた男を暗殺するわけだが。ジェイソンは何でも、神仙界で花の売れた騎士だったらしい。「……と、騎士は申しております」
ぶっちゃけ驚き役導入:久音(タタラ●、フェイト◎、ハイランダー)
PLはB2氏。パテント料で喰っている天才科学者。いわゆるドクター中松のような好事家だと思っていただければ。探偵業などで暇をつぶしているらしい。敵ゲストとの対決などで、いぶし銀のようなかっこよさをにじませてくれました。
聖母殿導入:グラマティカ(ヒルコ、バサラ、クグツ◎●)
PLは猫守氏。生来人殺しの罪を背負う少女。罪を償うために自縄自縛する。いわゆる、いじめられ系ヒロイン。今回は、ヒロインとの絡みがかっこよかった。外は吹雪、月明かりだけが美しい古城で、廊下を歩くグラマティカの姿は印象的。
カタナ導入:“人斬り”中山ウエモン(カタナ●、レッガー◎、マヤカシ)
PLはB2氏。パワードスーツに身を包んだ剣豪。妖刀を召喚する。死神の知り合いがいて、彼女から求愛されるのをストイックに断り続けていた。求愛って要は、「命いただきます」ってことなので、普通断りますが(笑)。
カブキ導入:ジェイミー・タイロン(マネキン、カブキ●、フェイト◎)
PLは闇司氏。ハリウッドで主役を張りそうな、バツイチ中年男。奥様に頭が上がらず、娘との面会のために四苦八苦するさえないおっさん。ロンドンをさまよっているときに、霧に紛れ、異世界に迷い込んでしまう一般人。娘からプレゼントされた宝石が彼をアクトに担う。
エンディングの《プリーズ!》を使った、宝石への願いのかけ方がうまかった。
バサラ導入:“26の剣”アントン卿(バサラ◎、カブト、マヤカシ●)
PLは火塚。26もの魔神を召喚する“26の剣”の使い手。世界最強の魔法使いのひとり。今回は、深手を負ったカイルの頼みを受け、ジェイミーを護衛する。
お気に入りは、グラマティカの《天変地異》の演出にあわせて。
「いかん! 逃げるぞ! グラマティカがひとたび暴走したら、儂ですら止められん!」
やあ、これでこそアントン卿ですよ。
同じ行為の印象が三度も逆転するわけです。これを解体構築と言わずして何と言えばいいのかすばらしい考察だ。
“ソロモンの鍵”ノイマン(アヤカシ、バサラ◎、ニューロ●)
PLは(はた)x弐氏。腕利きの“ニューロテックシャーマン”にして、聖母殿のエージェント。魔法使いロールが光る。
“シェヘラザード”若狭千夜(カブキ●、フェイト◎、トーキー)
PLはNAT氏。いつもの若狭君。しょんぼりロールが光る。
スティーブ・ゲイツ(タタラ、レッガー●、ニューロ◎)
PLはりゅー氏。戦うプログラマー。トロン戦と称して、本当に殴ってきます。レッガーロールが光る(何?)。
神仙界妖精騎士導入:白釆女(◎アヤカシ ●クロマク ミストレス)
PLはりゅー氏。太古の昔に龍王に生け贄として捧げられて見初められた少女。いまでは夫を尻に牽いている、陰の実力者。その実力にふさわしいアヤカシっぷりを発揮。
電撃文庫の主人公導入:犬菱冴(バサラ、ハイランダー◎、マヤカシ●)
PLはNAT氏。犬憑きの女子高生。孤立しがちな中、ヒロインと数少ない友情をはぐくむ。そんな中、陰謀に巻き込まれ、ヒロインと対立することに……。オープニングで、ヒロインの《プリーズ!》の犠牲者になる(笑)。
セイレム辺境伯家臣団筆頭:フィッツジェラルド(アヤカシ●、ヒルコ、カタナ◎)
PLは猫守氏。北米大統領の息子。というか、大統領の牙の具象化。犬菱やヒロインとは同級生導入(違います)。ああでも、同級生という設定は本当にうまく回った。
ぶっちゃけ驚き役導入:楊悠静(◎●ハイランダー=ハイランダー=ハイランダー)
PLは(はた)x弐氏。行方不明になったキャスト2(=犬菱)を探す導入。そして、驚き訳という、このシナリオの良心……なのだが、楊なので、あんまり驚いてくれなかったなぁ(苦笑)。
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