ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、こちらにお願い申し上げます。
「感情のままにラブソングなんて書いたら収拾がつかなくなる」『WHITE ALBUM』というゲームからの引用です。主人公の質問に対し、緒方というプロディーサーが回答した答えです。
「ふん…。あれは要は、脂ぎった感情をいかにドライに処理するかっていう、冷徹この上ない作業なのにな」
「たとえば恋人が車にひかれたとするよ」
「要するに、それを冷静に写真に納められるかってことなんだ」
今日の巡回。
騙されている、この人騙されているよう(涙)。私が、そんなに爽やかな人物なはず、無いじゃないですか(マテ)。
で、時に、kort氏、コンテンツ募集とのことですが、例えば、自分の研究の備忘録を書くというのはどうでしょうか?少なくとも、私は読者になりますが?
『好き好き大好き!』13cmエロゲーです。正真正銘のエロゲーです。何か文句ある?
『アトラク=ナクア』アリスソフトやっぱり、エロゲー。再販版でプレイです。
(厭だわ、退屈……近頃の学生さんも大変なのね)私が心奪われたのは、言霊。物語そのものよりも、ひとつひとつ、丹念に描かれるテキストの魂に、心引かれました。「あやかし」たったその一言に、ロマンを覚える、そんな上質のテキストです(はにゃ〜〜ん)。(そういうの、何て言ったかしら…先刻習ったわ…)
ついに、私の修士論文の公開に踏み切りました。
タイトルは、「エンドユーザーの著作物使用から見える近代著作権法の問題点〜利用権中心主義の提言〜」です。この修士論文、条件に書かれた以外の著作権をすべて放棄していますので、どんどんと、広げていってもらいたいです。っていうか、広げてください。本当に、お願いいたします。
マジカルN◎VAも大更新。
シナリオとリプレイを一挙公開です。オフ会で使用した「龍脈(レイライン)」も早くも公開に踏み切っています。
右斜め参拾度に寄稿した「シーン支配のすすめ」とリンクを開設したりもしています。
さらに、『ONE』の箱も更新。新ネタ三連発です。
リンク二件追加。
kort氏のHypothhetical Construct〜夢より遠くへ〜と桜瀬魅月女史のぴくとまんしんぐです。
移転した小太刀右京氏の
ももいろ☆ウサギとのリンクも結びました。
で、ネタフリ。
基本的に社会問題は取り上げないというのがこのサイトの当初からのコンセプトの一つです。
ですが、今日は例外的に一つ、問題を取り上げてみたいと思います。理由は、久しぶりに著作権関連のコンテンツを挙げたため、それにまつわる問題もついでに上げてみよう、ということだったりします。
で、問題とは、任意問題。あるいは、偽春菜問題です(詳しくはこちら)。
さて、偽春菜問題、色々と騒がれていますが、著作権法的には問題がないだろう、というのが、実は私の意見だったりします。
プログラムを詳細に検討してみないと断定は出来ないことですが、幾つか調査をしてみたところ、プログラム的には、ペルソナウェアの『春菜』とかつて『偽春菜』と呼称していた『あれ以外の何かwith任意』との間には、何ら関連性がないそうです。『春菜』をプログラム著作物としてみた場合、この時点で、なんら著作権法上問題はないのは明らかでしょう(複製権、翻案権、公衆送信権等、どれも侵害していないでしょう)。
もちろん、イラスト的にも何ら類似性がないため、美術著作物上も問題がないことは明らかです。
というか、これを著作権法上類似性があり、『春菜』の著作権を侵害すると認定しようと言うのは狂気の沙汰でしょう。これに類似性を認めることは、ジャンルに著作物性を認めることであり、同じ『CRPG』だから著作権侵害である、同じ『ワープロソフト』だから著作権侵害である、と言うことに等しいことです。少なくとも、現行の著作権法は、このような主張まで認めるような狂った法律ではありません。
では、『任意』、何ら問題がないかといえば、さにあらず。一つ、致命的な問題があります。
それが、かつて『偽』春菜と呼称していたことであり、今現在、『あれ以外の何か』wiht任意と呼称していることです。
確かに、不正競争防止法上は、二条一項一号違反とする主張は的外れですし、これらの名称が同二号に言うように「著名」(全国的に「誰でも」知っているようなもの)であるかについても疑いがあります。
しかし、これ、どう考えても、『春菜』をおちょくっていますよね?常識的にみれば立派な営業妨害と言えましょう、正直、法律的にはともかく、常識的には、相手の神経を逆なでするようなネーミングをつけてしまったあたりに、問題を感じざるを得ません(まあ、パロディという言い逃れもありますが…どうでしょうか?)。
ちなみに、この問題、銃夢HN事件と同一視する向きもありますが、個人的には違う事件として捉えています。銃夢HN事件は著作者側に落ち度が、偽春菜事件はエンドユーザー側に落ち度があった事件であるというのが、私の感想です。ま、言ってしまえば、法的にはともかく、節度として、エンドユーザー側が謝るべき事件であったのが偽春菜事件だったのでしょう。
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