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「どうだ、駄目だろう」
「ああ、素晴らしく駄目だ」
という会話をする。なんつーか、映像的に優れた作品が多いのだが、作品コンセプトが素晴らしく腐っている作品が多かったのね、今年は(苦笑)。
個人的には『おねがいツインズ』を強く推奨。……これは、買いだな。
いやー! だめー! その本買わないでー(涙)!
「買っても構いませんが、読まないでください」
と、かなり見苦しいことを口にする俺。
これで本年のTRPG納め。今年は132本遊んだという計算に。昨年のアベレージを20本以上抜いたことになったわけだ。
勉強になりました。
もう一つ注意があります。『Copyright』は省略して書いても良いのですが、その際に有効なのは『©』だけです。『(c)』などと書いても無効です。注意して下さい。なお、HTMLでは©と書けば『©』と表示されます。
「それで、どの卓に?」
三卓立ったんだけどさぁ。うち二卓がすでに既知なのよ。
ひとつがいわしまん総帥のカブトSSS。ひとつがなま元帥の「軌道と裂牙の協奏曲(テンシとアクマのコンチェルト)」。仕方がないので、もう一卓に流れたら……。なんか、左右に(はた)×弐さんとNATさんとが座っているのよ、これが。
「……横浜のいつものメンバーじゃん」
ここは横浜ですか? とか、聞いちゃったよ、思わず。
「……ほかに選択肢は?」
ふたりとも、二卓ともすでに既知。
「三人そろって戦犯かよ、おめでてーな」
あはは、うふふ、えへへー(泣きながら)。
「……まあ良い。導入は?」
マヤカシ導入。夢の中で見知らぬ女性が自分に呼びかける。その声はほとんど聞き取れないけれども彼女の必死な思いだけは確かに感じられる……大事な人を、護って欲しい……と。
「電波?」
電波導入らしい。
こういうときこそ“真夏の夜の夢”汐槻リリス(カブキ、マヤカシ◎、ニューロ●)ですよ。“不思議少女”として売り出し中の新感覚癒し系アイドル。その正体は元浄化派洗脳戦士。現在は洗脳が解け、聖母殿のエージェントとして世界の敵と戦っている。
「……電波?」
うわーん。リリスたんを電波って言うなー。電波だけどー(涙)。
「どっちだよ?」
私は単に、RLに望まれた導入をこなしただけですよ?
「まあそこそこ、評判良かったようだしな……」
その後、時間が余ったので、私が急遽、短めのシナリオ一本「猫神様のミストレス」のRLをする。……いまいち巧くこなせなかったので、反省。
何となくクリップ。
PLが勘が良く、シナリオ前半で大体の事件背景を見破られる。私なんて見当すらつかなかったのに、凄いな……。
「しかしtatuyaさん、今日は輝いていましたね? 本当に嬉しそうでしたよ」
そ、そう?
「特に人妻ロール。人妻を出した瞬間のtatuyaさんの目の輝き、違っていましたから」
げふり。いやまあ、確かに、すげえ満足したことは、事実、何だけども……。
その後、参加者みんなで飯を食いに。クグツのロールプレイの在り方や、ニューロエイジの保険制度と非合法工作との関係などについて熱いトークをかわす。
深夜、「悪魔来たりて笛を吹く」のPLをさせて貰う予定だったのだが……PL人数が増え、じゃんけんに敗れたため、あぶれる羽目に。ちい。
仕方がないので、明日の「Gaudy Night」に備えるべく、前回GMをしていただいた人とシナリオ運営の討論をする。
畠山清行著、保坂正康編『世界を葬る男たち』新潮文庫
クレア・スターリング著、落合信彦訳『秘録 陸軍中野学校』知恵の森文庫
経済犯罪と諜報戦……格好いい。
N◎VA熱が沸々とわき起こり、シナリオアイディアも確保。
「おい」
面子が足りなかったんだから仕方ねーじゃん。
“公安九課”剣崎御筆(レッガー、トーキー◎、イヌ●)
「三班! 2秒の遅れだ! すぐに配置に付け!」
元ブラックハウンド公安課9班班長。情報戦と強襲のプロフェッショナル。
日本軍進駐後のハウンドの凋落に失望し、退職。スカウトは多かったが、かつて摘発していた企業の元で働く気が起きず、同じ治安維持を目指すならばと報道記者として社会の巨悪を暴くことにした。
攻殻機動隊の影響もろ受けなキャスト。ほのかに良い気になる。
なお、シナリオ本体はなかなか遊べるシナリオでした。
さて、夜。馬鹿話に花が咲き、無駄にテンションが高まり、ぐるN◎VAを遊ぼうと言うことに。
「ぐるN◎VA?」
ぐるぐるN◎VA。その名の通り、ぐるぐると、1シーンごとにRLを廻して遊ぶという、禁断のプレイスタイル。ある意味、映画的なものを目指しているN◎VAをもっとも良く体現している遊び方かも知れない。
各自、隣に座るPLに、遊んで貰いたい(ウォッチしてみたい)キャラが立っている(キャラが痛い(笑))キャストを選んでいく。私は、当然のごとくアントン卿を選ばれる。
そして、開眼。
ああそうか、話を大きく転がすには、話の脈略とか、考えちゃいけないんだな。とにかく、風呂敷を広げることに専念しないと駄目なんだな。ワリといままで自分、小さくまとまろうとしていたんだなあ。
DVD全9巻鑑賞終了。
「……一日で?」
ほぼ一日で。
いや、素晴らしい作品だった。全体に流れるやりきれない不安、SF的なシーンセッティング、細かいカットで全体の流れを持っていく手法、物語からスピンアウトされているはずの立ち位置に主人公を配置するという英断と、それを成し遂げた演出力、なんとも悠長な宇宙戦闘(次の接触まで5時間とか……)、……そしてなによりも、女性キャラたちの素晴らしいまでの地雷女・粘着女っぷり。
「って、結局、地雷女・粘着女を愛でただけかよ!」
いいぞう。地雷女・粘着女は。一家に一台。お薦め。俺はやだけども。
「黙れ」
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