ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、こちらにお願い申し上げます。
シーン7:風呂
※説明
早朝、お末が着替えを持って風呂場に向かいます。
お末「お風呂でございます。ええ、毎朝風呂に入るのが日課でございまして。何々さまもよろしければ、後でお入りくださいませ」
風呂場は、露天風呂(岩風呂)で、竹の囲いがしてあり、ひさしがかかっています。いわゆる旅館の露天風呂、ですね。
※目的
露天風呂の存在をプレイヤーに再確認させます。
風呂は人々に安らぎのイメージを与えます。雰囲気作りとして重要なシーンです。特にこのシーンに限りませんが、このような安らぎがあるシーンでは、PC間、PC・NPC間の会話が促進し易いです(NPCであって、お末に限らないことに注意してください)。因縁を稼がせるチャンスとして、充分に活用してください。男性PCの場合、囲い越しでの会話となりましょう(PCたちの任務が護衛であることを忘れないでください)。これはこれで、表情が伺い知れない分、味わいのある会話となることでしょう。
それに、安らかなシーンが生き生きとしているほど、それがハッピーエンディングにしろバットエンディングにしろ、エピローグはプレイヤーにとって印象深いものになります。是非とも、このシーンはプレイヤーに印象づけてください。
早朝はお末が部屋を空けるという情報を与えるシーンでもあります。お末の部屋に忍びこむという動機をプレイヤーに与えます。
※次のシーン
シーン8:お末
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
※説明
お末の部屋は離れにあります。隣接した部屋はありません。
PCがお末を護衛していると、お末から話し掛けてきます。『死別が意味するところ』を問い掛けてください。
NPCの章のお末の個所をよく読んでイメージを膨らませてください。
恐らく、律義にも護衛しつづけるプレイヤーが、必ず一人は出てくるでしょう。そのようなプレイヤーのために必ずこのシーンを設けてください。そういうプレイヤーに限って自己主張に乏しい場合が多々ありますので、忘れないよう気を付けてください。
お末は、朝風呂とお手洗いに時々行く他は部屋を出ません。障子を閉めきり、食事も女中に運ばせます。彼女は自室に閉じこもり、本を読んだり、日記を書いたり、物思いにふけったりしています。彼女が読んでいる本は、十中八九『一石道人の法術書』です。PCが部屋に入ればそれを隠そうとします。いきなり入ってくれば、隠そうと慌てふためくさまが見られるでしょう。
PCとの会話の大部分は障子越しになされます。PCとの関係が親密になれば、食事を一緒にしたり、別棟の茶室で茶会をしないかと誘ったりします。
「何々さまは、戦づとめは長いのですよね?…死ぬことは怖くないのですか?」
「悲しい死別はありましたか?」
「死別したものを、いつまでも覚えておいでですか?覚えていられるものですか?忘れ去られるとしたら、その方が死ぬことに意味はあったのでしょうか?」
●猿婿どんのこと、婚礼のこと
「末の婿となるべき方です。なるだけそそうが無いようにしなければなりません」
「(何故断らなかった、との問いに)親が決めた方に嫁ぐが娘の勤めです」(さも当然のように)
「(それで幸せになれると思っているのか、との問いに)幸せ、にはなれないでしょう…」
「(猿婿どんを殺すか、との問いに)末がお頼み申したのは、末の護衛のみでございます」(強い口調で)
●恋人のこと
「末にも、恋人がいました。名を麻馬と申します。それが、今から1年前に裏山に山菜取りにいったきり、神隠しにあって…」
●神隠しについて
「山神様の仕業といわれています。…あの日、末は麻馬さまと一緒に山菜取りに行きました。そこで麻馬さまは、末の身代わりに」(これ以上は答えられません)
※目的
お末との会話を行ない、プレイヤーに感情移入させるシーンです。
お末は『死ぬ』ことの意味を問い掛けてきます。ここでのポイントは、『死ぬことへの恐怖』、『自己がなすべきことの意味の再確認』、『恋人が自己の存在を忘れるのではないかという疑念』の3点です。自分がなそうとしていることに意味があり、それは勇気ある行動であると、自分で納得できるまで、いくつかのシーンを挟んで繰り返し問い掛けてきます。プレイヤーがハッピーエンドを望むのであれば、時に突き放した答えを出すことも必要でしょう。
PCが『しゃべるなのタブー』に気が付かない限り、お末は突っ込んだことを聞かれても、「話せません」と言って話を打ち切ろうとします。
※次のシーン
シーン9:長者どん
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
長者どんは、自室で婚礼の儀の準備をしています。PCが長者どんに会いに行けば、長者どんの自室で会えます。
NPCの章の長者どんの個所をよく読んでイメージを膨らませてください。
●猿婿どんのこと、婚礼のこと
「これは、猿婿どんとの約束でございますから」
「本当のことを言うと、お末も婚姻を断ると思っていたのですよ」
「ええ、わたくしは、お末が幸せであるならば、誰と結婚してもかまわないと思っています」
●お末の恋人のこと
「あの娘も不憫な娘です。今から1年前に、恋人を神隠しで失いましてね」
●神隠しについて
「はい。山神様の仕業といわれています。聖域に入ったものは二度と戻ってこないといわれています。昔は山菜取りにいった者が誤って深くにわけ入り戻ってこなかったものと聞きます。…すでに昔話と思っていたのですが、あのようなことになろうとは」
「(1年前の事件について)お末と一緒に山菜を取りに入ったきり、戻ってきておりません。わたくしたちがいくら、神隠しに遭ったのだから仕方がないとなだめても、あの娘は、自分のせいだ、自分のせいだと、散々とり乱したものです。あの娘はそれきり、多くを語ってくれません」
※目的
事件の背景を匂わせる情報を与えるシーンです。
ただし、NPCの章でも書いた通り、長者どんとの会話の重要性は皆無です。
※次のシーン
シーン10:お長
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
PCが屋敷を散策しているか、お長を探しているときに、このシーンは発生します。プレイヤーが消極的な場合、お長の方から会いに来たことにしてもかまいません。PCがお末の護衛中にシーンを発生させてもかまわないでしょう。
NPCの章のお長の個所をよく読んでイメージを膨らませてください。
●猿婿どんのこと、婚礼のこと
「わたしには、あのような結婚が、お末にとって幸せであるとは思えませんわ」
人でない存在への嫌悪感を顕わにします。
「そこでお願いいたします。猿婿どのを殺していただけませんか?」
ここで立場を留保したり、断ったりしたPCに対しては、激しく叱責します。
「あなた!それでも人の子ですか!」
「失望いたしましたわ。何々さまは、私が思っていたほどお強いお方ではなかったのですね」
「(法師に対し)人道にも反しましょうぞ!」
●お末の恋人のこと
「あの娘も不憫な娘です。今から1年前に、恋人を神隠しで無くしております」
●神隠しについて
「はい。山神様の仕業といわれています。聖域に入ったものは二度と戻ってこないといわれています。昔は山菜取りにいった者が誤って深くにわけ入り戻ってこなかったものと聞きます。…すでに昔話と思っていたのですが、あのようなことになろうとは」
「(1年前の事件について)お末と一緒に山菜を取りに入ったきり、戻ってきておりません。わたしたちがいくら、神隠しに遭ったのだから仕方がないとなだめても、あの娘は、自分のせいだ、自分のせいだと、散々とり乱したものです。あの娘はそれきり、多くを語ってくれません」
※目的
事件の背景を匂わせる情報を与えるシーンです。
それ以上に重要なのは、猿婿どんを殺害するという選択肢をプレイヤーに与えることにあります。
※次のシーン
シーン11:お次
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
PCが屋敷を散策しているか、お次を探しているときに、このシーンは発生します。好奇心旺盛なお次のことです。呼びもしないのに、お末の護衛中であっても、お次の方から会いにきます。まあ、酌でも交わしながら気楽に会話を楽しんでみてください。お次は、一方的に、PCが聞くこと聞かないことをしゃべりまくります。
NPCの章のお次の個所をよく読んでイメージを膨らませてください。
●猿婿どんのこと、婚礼のこと
「さーね、好きにやらせりゃいいんじゃない?あの娘が望んだことだし」
「あたし?あたしはサルなんて勘弁ね。そこんところ、あの娘がなに考えているのか、わかんないのよね」(さも不思議そうに)
●お末の恋人のこと
「いたわよ」「あの娘もまあ、かわいそうなところがあってね。今から1年前に、恋人が神隠しにあっちゃって」
●神隠しについて
「山神様の仕業ってやつね。聖域に入ったものは二度と戻ってこないんだって。よく山菜取りにいった者が誤って深くにわけ入って、戻ってこなかったんだってさ。まあ、あたしが試したりしたわけじゃないから。古ぼけた昔話と思っていたんだけどね、お末の恋人が1年前に、実際に神隠しにあってさ」
「お末と一緒に山菜を取りに入ったきり、戻ってきてないのよ。あたしたちがいくら、神隠しに遭ったのだから仕方がないとなだめても、あの娘、自分のせいだ、自分のせいだと、散々とり乱したもんだわよ。ところが、暫くしたらあの娘、今度は部屋に閉じこもりっきりで、なんか調べものしてるのよ。よくわかんないわ」
※目的
事件の背景を匂わせる情報を与えるシーンです。特に、お末の恋人の存在を聞かなくてもしゃべってくれるのは、主要NPCではお次だけです。
※次のシーン
シーン12:猿婿どん
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
猿婿どんに会いに行こうと裏山に登ると、このシーンが発生します。
NPCの章の猿婿どんの個所をよく読んでイメージを膨らませてください。
猿婿どんの配下の猿たちが出迎えてくれます。猿たちはざわめきます。
猿たち「誰じゃ?誰じゃ?誰じゃ?誰じゃ?
人じゃ。人じゃ。人じゃ。人じゃ。
何しに来た?何しに来た?何しに来た?何しに来た?」
猿婿どんは、猿穴の奥に鎮座しています。
猿婿どん「誰じゃ?」「何用じゃ?」
PCがお末の使いといえば、「どうした?婚礼の儀までまだ時間があろうに?」と答えます。
お末との婚姻について疑問をぶつけても、「それがどうしたというのじゃ?」と答えるだけです。
※目的
ここにいたったプレイヤーは、恐らく、猿婿どんとの交渉を持とうとするでしょう。婚姻の取消や無期延期など、無理難題をぶつけない限り、理由がはっきりしていれば猿婿どんも譲歩を考えます。なお、猿婿どんはお末を嫁にもらうことに何の疑念も抱きません。彼は長者どんを助けたお礼に正当な報酬を求めただけですから、当然ですよね?
※次のシーン
シーン13:村人
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
屋敷の女中連や村人に、聞き込みに行った場合、このシーンが発生します。聞き込める情報は次の通りです。GMは適当な人物をロールプレイしてください。
●猿婿どんのこと、婚礼のこと
「そうそう、今度嫁ぐんですよねえ」
村人にとって問題なのは、長者どんの器量よしの末娘が嫁ぐということだけです。その相手が猿であることについては何ら問題となっていません。重要なのは、『器量よしの娘が』嫁ぐということであって、『その相手』ではないのです(当事者でない以上、相手が誰かなど、問題にすらならないのです)。感覚としては、長者どんの娘が隣村に嫁ぐ感じでしょうか。それほどまでに、昔話の中では、人と動物は近しい関係なのです。
●お末の恋人のこと
「あの娘も不憫な娘でね。今から1年前に、恋人が神隠しにあってるのよ」
●神隠しについて
「山神様の仕業といわれておる。聖域に入ったものは二度と戻ってこないそうじゃ。昔は山菜取りにいった者が誤って深くにわけ入り戻ってこなかったものだよ。…すでに昔話と思っとったが、…1年前になあ。麻馬という青年が、長者どんとこの娘さんと一緒に山菜を取りに入ったきり、戻っとらんのじゃ。いくら、神隠しに遭ったのだから仕方がないとなだめても、あの娘は、自分のせいだ、自分のせいだと、散々とり乱したものじゃ」
●妖・猿神の弱点を探しているとき
「山神さーまの言うことにゃ、太郎ざえもん、怖い、怖い、怖い」
と歌っている童たちを見かけます。太郎ざえもんとは、村一番の大きな柴犬です。
※目的
事件の背景を匂わせる情報を与えるシーンです。
※次のシーン
シーン14:部屋
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
お末が席をはずしているときに忍びこんだり、無理やり押し入ったときに発生するシーンです。
お末の性格を現したかのように、とてもよく整理された部屋です。読書家らしく、本を入れたつづらが5つあります。うち1つが、日記を入れたつづらです。
調べると、日記と、『一石道人の法術書』という本が見つかります。
日記には、以下のことが書かれています。
「(猿婿どんとの婚礼が決まった日)今日、おとうさまから、猿婿どのとの縁談が持ち込まれた。これで、かねてからの願いがかなう!」(嬉しそうに)
「(約半年前、『一石道人の法術書』を手に入れた日)ついに見つけた!これで願いがかなう!でも、そのとき末は――」
「(約一年前、麻馬が神隠しに遭った日)末のせいだ!あのようなことをねだらなければ!末のせいだ!末のせいだ!末のせいだ!(以下、エンドレス)」
『一石道人の法術書』を調べていくと、特に読み込まれているページが見つかります。タイトルは、『人の生き胆を用いて呪う法』。読んでみると、これを用いればいかなるものとて術者の望むがままの姿に変化すると書かれています。
ここで≪事情通≫≪法術≫に成功すれば、一石道人が外法を好む有名な拝み屋であることを思い出します。
※目的
真実を推測させるシーンです。重要な情報を与えるシーンですので、それとなく誘導してください。ここでの情報は、できればプレイヤーに渡しておくべき情報です。プレイヤーが調べたいといえば、お末がお手洗いに行ったことにしてもかまいません。「ちょっとお花を摘みに」などですね。
※次のシーン
シーン15:山神
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
山に捜索に行く場合、シーン15へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
麻馬が失踪したという山神の聖域に向かうと発生するシーンです。
教えられた山道を上ると、山神の聖地にたどり着きます。
そこには立派な梨の大木が神々しくすっくと生えています。大木には、おいしそうな梨が豊かに実っています。たとえ季節が冬であったとしてもです。
大木を観察したり、梨をもぎ取ろうとしたりすると、山鳥が歌い出します。
「ちゅん、ちゅん、ちゅん
山神の木の実は呪いの木の実
呪われちゃったらお猿になった
あの娘は呪いを解こうと右往左往
だけど誰にもしゃべれない
何故って?しゃべっちゃったら呪いは解けないものだから」
※目的
真実が明らかになるシーンです。ただし、このシーンにたどり着くプレイヤーは恐らくいないでしょう。それだけプレイヤーは、護衛という任務に囚われているのです。シーン14、シーン16でも、同じような情報が渡されるので、プレイヤーを無理に誘導する必要はありません。
(1999/11/23追加)
また、積極的にこのシーンにプレイヤーを導いても良いでしょう。このシーンにプレイヤーを積極的に導かない理由は、エンディングに、効果的に山鳥の歌を使いたいがためにあります。逆に、そのような演出をアンフェアだと感じるのであれば、むしろプレイヤーをこのシーンに積極的に導くべきでしょう。
※次のシーン
シーン16:説得
NPCと会話する場合、8から12の適当と思われるシーンへ。
村で聞き込みをする場合、シーン13へ。
お末の部屋に忍び込む場合、シーン14へ。
お末を説得する場合、シーン16へ。
※説明
事件の背景にある程度気が付いた上で、お末の計画を阻止すべくお末を説得する場合、このシーンとなります。
お末は、麻馬が猿になったのは自分の責任であると思っています。その罪の意識をやわらげることが説得の鍵となるでしょう。彼女を受け止めてあげることです。
I 事実を指摘されると、お末はまず拒絶の姿勢をとります。
II ここから先、どう会話をつなぐかは、PCの交渉しだいです。その前に信頼関係を築きあげておけば、暫く後、お末の方から切り出してきます。
ただし、真実を話してくれといわれても、「話せない」「話してはいけない」「話すことはできない」「どうか、末の事情もご推察ください」といって決して話そうとしません。
III さらに食い下がると、お末は喩え話を持ち出してきます。
「…たとえばの話です。二着の着物がここにあったとしましょう。その着物のどちらかを質に出さねばいけない。でも、末にとって、どちらも思い出深い大切なものです。この場合、末はどちらを質に出すべきなのでしょうか」
ここでお末は、大変な間違いをひとつしています。自分の命と麻馬の命を同質であるととらえていることです。
※目的
真実がほぼ明らかになるシーンです。推理物における解答シーンにあたります。『しゃべるなのタブー』という、昔話が持つ不条理さ、不思議さを表現してください。
お末の心情を演出するシーンです。「話すことができない」と突っぱねるのではなく、「話したいけど話せない。話すことができればどんなに楽か」というお末の苦しさをプレイヤーに伝えてください。
ここでのお末の説得は、ハッピーエンディングの絶対条件です。プレイヤーにはお末を傷つけるかもしれない一言を言う勇気が試されます。そこまで深く潜って、始めて、お末の説得が可能となります。
※次のシーン
原則として、四日目(婚礼の日)になります。
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