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主眼・もう少しプレイヤーに「誤解」が必要。このシナリオは「依頼型」の為、導入部の開始時にはっきりと最終目標が提示されています。
・依頼は「リーン」から見た「正義」で。
・「リーン」から見た「ヴィヴィアン」像は「妹を誑かした相対悪」としてしまった方がよいのでは?
確かに当初リーンから提示される依頼は「アナスタシアを連れ戻す」ということです。
しかし、「連れ戻す」に何が付随するのか明確にされていません。
「あるべき姿の海妖精として」なのか「兎に角どんな形でも良いから」なのか。
ここで恐らく問題になってしまうのは、火塚先生はおそらくそれ程意識はしていないのかもしれませんが、「解決」の線引き次第で微妙に最終目標が変更されてしまうことです。
打開策無く追い詰められればともかく、シナリオ当初の時点で後者の考慮の余地を与えてしまうと、戦略的選択肢の増加を招くため危険と考えられます。
それ故、後者の選択肢はアナスタシアの翻意が困難ないし不可能になった時点でプレイヤーサイドに明示するようにし、当初目的は「あるべき姿の海妖精として」に(リーンから)限定してしまった方がよいと思います。
* この依頼でのリーンの考え方は、あくまでリーン(個人及び海妖精という種族として)の「人間・海妖精の種族の差異は越えられない」という観念、「魔女」ヴィヴィアンに対しての嫌悪及び「妹を手放したくない(これは推測)」という自己愛に基づかせたほうが良いと考えます。
リーンは真剣にアナスタシアの「幸せ」を願っていますが、「何がアナスタシアににとって幸せなのか?」のベクトルの違いをプレイヤー達に悟られなければ、引っぱり方次第ではプレイヤーに「素敵な誤解」を与えられると思いますがどうでしょう?
※ ははあ、リーンをシナリオの中枢まで関わらせるのですか。いや、それは正直、気が付かなかったかも…。あと、導入部におけるヴィヴィアンの扱いはもう少し「悪役」を全面に出した方が、「プレイヤー自ら選択肢を狭める」事に貢献できるでしょう。
ただ、これは、自分のマスタリング哲学から考えると、正直、承諾しかねます。確かに、これは一見よいアイディアかもしれません。シナリオのテーマに、依り一層の深みが増すとも思われるのかもしれません。
しかし、ここでリーンをシナリオの中枢まで関わらせ、異種婚姻譚というテーマを導入することは、シナリオを無用に複雑にします。「あるべき姿の海妖精として」と言うからには、リーンは異種婚姻は越え難き壁であると考えているのですよね。これはまさに、異種婚姻譚のテーマでしょう。
ところが、シーン15でも書いてあるとおり、本シナリオ最大の壁、テーマは、アナスタシアの心の弱さにあります。本シナリオにおける障害は、異種婚姻だからという、アナスタシアを責めようがないところにあるのではありません。アナスタシアの心の弱さという、まさにアナスタシアが責められてしかるべきところに理由があるのです。これこそが、本シナリオで最も重要なことであり、テーマなのです。
思うに、シナリオの導入部で異種婚姻という偽情報をPLに手渡すのは、無用にPLたちを混乱させるだけだと思います。私のシナリオの売りは、シナリオの構造は極めて単純であるということです。伝えたいことは、常に一つ。後は、それをどう伝えるか、そして、それをどう受け取られるか、私のマスタリング哲学は、まさにそこにあるのです。
少なくとも、私はこのような複雑なシナリオをPLたちに文句言われずに制御しきる自信はありません。テーマが二つ、あるいは二つあるように見受けられるストーリーとは、実は話の構造として複雑にすぎるのです。そこら辺の私の考えは、私の『Kanon』構造分析を読んでいるみっきい氏なら、解るよね(爆笑)?こういう意見は、リーンお話を聞いた時点で一番悪いのはアナスタシア自身であると見切れるようなみっきい氏でないと出てこないかと思います。
いや、読んでいましたよ、みっきい氏が、リーンの話を聞いたとたんに「うむ、アナスタシアが悪い!!」とか思うことは。だからこそ、みっきい氏にリーンという因縁を振ったわけで…(リスカードは騎士です。騎士である以上、女性の頼みは絶対に引き受けねばなりません。これは、騎士道の鉄則です)。できれば、そう言うところ、もう少し考慮してもらいたかったなあ…とか、愚痴ってみたり(笑)。以上から、アナスタシアが悪いと早期に断言できるような面子でもない限り、リーンを本シナリオの中枢にまで関わらせることには、明確に反対します。
…後日、みっきい氏本人に確認してみたところ、やはりそうでした。アナスタシアの悪さを看破できる面子(裏を掻きまくる面子とも言う)でもない限り、そこまでする必要はないとのことです。あーもー(苦笑)。
結局のところヴィヴィアンは本シナリオにおいて「積極的に」悪事を働くわけではありません。このシナリオが最悪の形で終了(アナスタシアがカーライルとクレアを殺害、その上で泡となり消失or自害)したとしても、彼女は(PCとの戦闘以外)「積極的に」事態に働きかけるわけではないのですよね(途中アナスタシアを唆しはするようですが)?
逆に、火塚先生自らの解説の通り、ヴィヴィアンは己の契約に忠実なだけなのです。
たとえ「対価の上に代償まで払わにゃならん」不平等条約とはいえ、双方合意の上で成立している以上、本来なら他人がどーこー言える物ではないのは確かです。
いわば、本シナリオにおける彼女は「正当な借金を踏み倒される被害者」なのです。
ただ、ヴィヴィアンを嫌悪しているはずのリーンからすら「アナスタシアは騙されたわけではなく、合意の上」「ヴィヴィアンは契約では嘘をつかない」「契約に忠実」などの情報を聞けてしまうと、「本来は殺戮者」のはずのヴィヴィアンのイメージがせいぜい「契約に忠実な意固地な老婆」程度になってしまいます。
まあ、そのこと自体はどーでも良いのですが、結局、「積極的に事態に介入したわけでもなく、自らの交わした契約に忠実なだけ」のヴィヴィアンは「アナスタシアを騙して不当な契約を結び、その契約に固執し交渉の余地のない」ヴィヴィアンに比べて遥かに選択できる解決手段が増加してしまいます。
※ いや、だからこそ、アルカナというシステムを使って、縛りをかけたわけで…(アルカナは、そのシステム・世界設定上、“殺戮者”は、“刻まれし者”たちに対する絶対敵として設定されています)ここら辺は、素直に私の説明不足だったと思います。
…とか当たり障り無いこと言いましたが、どうでしょうかねー、実際。あの面子なら、世界設定を理解した上で、戦闘を回避するかもしれません。ひねくれ者ばかりですから(苦笑)。実際、私も、“殺戮者”を倒さないとどーしようも無いアルカナのシステムは…各GMに注意です。「人魚姫」をアルカナ以外のシステムを使ってプレイする場合は、ヴィヴィアンを戦闘で倒す以外の行動オプションがあり得ることは十分に考慮に入れておいた方がよいかと思います。実際、私は、ヴィヴィアンは、(アルカナというシステムでなければ、)十分に交渉可能な敵キャラとして設定しています。戦闘だけがクライマックスではありませんよ!!
つまり、火塚先生のヴィヴィアンに対する「愛」故に、リーンにすらヴィヴィアンの擁護をさせてしまったのです(=ヴィヴィアンが「絶対悪」ではない故に、プレイヤーサイドは「事態の解決策としてのヴィヴィアン打倒」という枷から逃れ、「事態の推移次第で戦うことになる」くらいの認識でいることが出来るようになり「ヴィヴィアンとの交渉(強談判に非ず)」を選択肢に含み、且つ「プレイヤーより遥かに強い」とマスターに言われたヴィヴィアンとの戦闘を可能な限り避ける方向での思考に移行できるのです)。
※ プレイヤーより遥かに強いなんて、言ってないと思う…卓越した魔導を誇るとは言ったと思いますが…加えて苦言を呈するなら、最初から「契約」を連呼するのも避けましょう。
プレイヤーの意識は最初は「悪者」ヴィヴィアンと「困ったチャン」アナスタシアに向けさせ、契約書はプレイヤーが行き詰まった際にケットから指摘させないと、「意識してみないと穴がない」契約書の意味がありません。最初はプレイヤーにさほど重要でないと思わせないと、ケットの出番と「契約書の有り難み」が無くなります(最初はプレイヤーの解決策を妨げる契約書が最後の解決手段となるので)。
※ これは、確かにおっしゃるとおりかもしれません。詰まるところ前回の私のプレーは、「ヴィヴィアンは悪ではない」事を前提に、「契約の解除ないし無効化」を主目的とし、ヴィヴィアンに対しては「応戦止むなし。但し手は出さない。しかもできれば戦いたくない」。「契約書」の「穴」をコンマ5秒で探り当て、数重の保険をかけた上で「姉妹の縁を切るのは忍びないので」他の解決策を「試してみる」事に全力を傾注したわけです。
早いうちに情報を渡した方がシナリオがテンポよく進行する、と言うのが私のスタイルなのですが、今回ばかりは、あまりに早すぎたのかもしれません。単純に、契約が存在するとだけ知らしめれば良かったのかもしれませんね。
ただ、そうすると、今度は“刻まれし者”たちがアナスタシアの部屋に侵入する動機が今一つ薄くなってしまうのです…ここは、PLの熟練度に合わせて、どのタイミングで情報を渡すかを決定する必要があるかと思います。つーか、この人たち、“フェアリードクター”ケットの助力がなくても、自力で契約無効化の仕方を思いつける人たちだから(苦笑)。
※ まー、ここら辺が、我々の仲間内でのセッションの共通見解というヤツです。リーンの当初の依頼も、アナスタシアが泡となってしまうことを防いだ時点で制限時間が撤廃され、もし止む無く姉妹の縁を切ってしまったなら「もう住む世界が違うのだから」で諦めさせ、切れて無ければ「まあ気長に行きましょう」で、それこそPCがアナスタシアを口説くのに挑戦しても良いでしょう。
回避可能な戦いは、徹底的に回避する。
時に、みっきい氏は、生粋のシミュレーションゲーマーらしく、ここら辺の観念が徹底しているのです。
私も、みっきい氏ならやりかねんかも…とか危惧したからこそ、アルカナというシステムを選んだのですが…
アナスタシアに対しては、カーライルとクレアの殺害、及び自害さえ防げればよく、契約を破棄し(手段は何であれ)泡になることはなくなった時点でその旨彼女に告げれば「殺害」は防げ、「自害」は既に一歩を踏み出した彼女の背を少し押すだけで意外と簡単に解決するはずです(時間猶予の拡大により、短絡行動の可能性の減少が根拠)。
※ ここは、シナリオに書いてあるとおりです。所詮、アナスタシアの行動は短絡的なものにすぎません。
主眼・戦略対象は「契約」と「アナスタシア」○解決手段の模索(私の前回プレイ時の思考展開)
・残り時間の急激な減少に伴う判断の変化
・「妥協」と「納得」は違う!
ではまず、最終目標の選定から。
1)「ヴィヴィアン打倒」・・・下策。一番問題なのは第二条件。敗北の危険性を抱えながらも戦って勝ったとしても、戦略的な勝利に直結しない(更に「契約書の捜索、本物と確認した上の破棄」という行動が追加される為)。
まず第一条件として「ヴィヴィアンは強い」
第二に「ヴィヴィアン打倒=契約の破棄・解除ではない」
第三に「ヴィヴィアンの居場所は不明」
第四に「おびき出しは無意味。乗り込むのは戦術的不利」
第五に「諸条件全て満たすのは極めて困難」
※ まあ、だからこそ、契約書を悪意を持って解釈するという行動オプションがあるわけで…それとも、そうすれば、ヴィヴィアンを倒す必要はないか(苦笑)。よって解決手段「ヴィヴィアン打倒」はコンマ2秒で却下。
あと、ここはかなり抽象的に把握していましたから、『必要なタイミングで』ヴィヴィアンの居場所を探ると言えば、一回の判定で目星がつくようにするつもりでした。最悪、∵神移∵で思った場所に現れることができると考えていましたし…。
2)「アナスタシアの説得」・・・中策に錯覚させる下策。やはりここは第一条件「説得によって何も解決しない」事が問題でしょう。
第一条件として「説得によって何も解決しない」
第二に「彼女に行わなくてはいけないのは殺害と自害の抑止のみ」
第三に「恋愛対象の変更には致命的な問題が存在」
第四に「リーンの依頼の無意味」
※ いや、「恋愛対象の変更」という策は、私がシナリオに仕掛けた罠の一つ(単に、嫌がらせとも言う)ですから(爆笑)。ま、みっきい氏は絶対に引っかからないと、確信していました。結局「アナスタシアの説得」も、付随行動含めて三日間で任務遂行しなくてはならないため、「確実性の低さ」も勘案するとやはり却下せざるを得ません。
3)「契約」の破棄・無効化・・・上策と言うより唯一の策。兎に角第一条件が大きい。内容把握の時点から解決に乗り出せ、しかもやり方によっては付随行動をかなり減らすことが出来る(特に我々の場合リーンの部屋を家捜しして早期に証拠を押さえられた)。
第一条件としては「内容さえ把握すれば現物を手に入れる必要がない」
第二に「実行に伴う危険性が低い」
第三に「時間制限ギリギリまで粘れる」
第四に「必要なのは対象者の同意(妥協)であり納得ではない」
第五に「成功=解決であるため専念できる」
※ ここは、“刻まれし者”たちに見事に一致団結して「事態の解決」にあたられてしまいましました。* 改めて三者間で火曜サスペンスをするのであれば、最早ヴィヴィアンどーこーの問題ではないし、第三者の我々が改めて介入するのも嫌な問題ですから無視。
ここで、“刻まれし者”たちの足並みがそろわなければ、「アナスタシアが逆上して〜」とか、色々と面白い展開があったのですが…残念です。完全に、アナスタシアが逆上する余地も、反論する余地も防がれていましたからなあ…。
しかし、今回のプレイをあらためて見直してみると、一致団結して「事態の解決」にあたり、『強烈な』政治力を発揮すれば、「事態の収拾」を図る必要は必ずしもないことを発見しました。いや、全く、私がこのシナリオを組んだ時点では、「事態の収拾」なくして「事態の解決」はあり得ないと考えていただけに、実際、大変勉強になりました。
以上の思考の経緯から、戦略目標として「兎に角アナスタシアが泡になるのを防ぐ」事を最低勝利条件に、「心情的解決は時間が出来た後当事者でゆっくり解決してもらう」ので無視し、もっとも困難の少ない「契約書の破棄・無効化」に専念した行動をとり、解決以前に戦略的敗北を喫しないように「アナスタシアを説得」しておくことを設けたわけです。
これに、最後に八つ当たりに来るであろうヴィヴィアンを損益を持って説得ないしは舌先三寸でだまくらかして戦闘回避できれば、リスクを最大限に回避して問題の解決(=戦略的勝利)を得ることが出来る、とも判断し、行動したわけです。
※ 本当は…こういう風にとりあえず事件の解決を狙った場合、アナスタシアの恨めしい姿でシナリオの幕を引き、PLたちに何となくの罪悪感を持ってもらおうと思っていたのですが、ねえ。ここまで見事にアナスタシアに絡んでこないと、罪悪感も抱きようがないのですよね。
これからの私の課題は、如何にして、みんなを私のストーリーに引き込むかでしょうね。私のシナリオって、単純に事件の解決を狙うと、大して面白くないシナリオですし…。
結局「いきなり残り三日」が大きなネックになりました。
「ヴィヴィアン打倒」も「アナスタシアの(まともな)説得」も、試みたくても上記のリスク回避の観点から選択できなくなってしまう行為となるからです。
いかなる行動にも関わりなく「残り三日」にしてしまうと、確かに「ヴィヴィアン打倒」・「アナスタシア説得」・「契約書の破棄・無効化」のそれぞれの目標を達成しようとしているプレイヤー達の焦りを誘い、シナリオをマスターの思惑通りに進め易くすることは出来るでしょう。
しかし、全ての解決法を視野に入れ、且つ最終的には「一応悪」であるヴィヴィアン打倒を果たす、という今回解説で描いているマスターとしてのベストの解決方法に行き着けるプレイヤーは少数だと思います。
※ いやあ、そんなことはないぞう。何故なら、全ての解決法を視野に入れられる時点で、その人は前記の各問題点をも視野に入れるからです。そして、急激な残り日数の減少が「最善」から何を諦めるのか、から「最悪」に何を積み上げるのか、への思考の切替をそのプレイヤーに促してしまうのです(前回の私のように。だから「事態の解決」を最優先し、「事態の収拾」を後回しにしたのです。「収拾」は付け足し程度でしたしね)。
アルカナというシステムから考えれば、“殺戮者”ヴィヴィアン打倒というのは、絶対条件になるぞう。
ちなみに、アルカナというシステム上、ヴィヴィアン打倒は当然としても、アナスタシアの救済自体は、ベストと考えてはいません。だって、ほら、私、アナスタシア嫌いだし(爆死)。
※ ここは、確かに今から考えれば、ミスでした。全体を見渡しての問題点をまとめれば、
てっきり、「人魚姫」での契約は、一年という時間制限付きだったと思い、そこで、時間制限の臨場感を増すために三日としたのですが…よくよく確かめてみると、人魚姫が泡になる条件は、あくまで、王子様が人魚姫以外の女性と結婚することだったんですよね。ですので、一年という時間制限を取っ払い、展開フェイズの期限を一週間とすべきかと思います。
ただし、ここで間違えて欲しくないことは、シーン数自体は変わらないと言うことです。一週間ですから、一日1シーンと考え、全部で7シーンとすべきでしょう(ありゃ、逆に減ってます)。一週間とするのは、あくまで、“刻まれし者”たちの選択の幅を増やすためにあり(例えば、早馬を飛ばして、色々と工作をしてみるとか…アナスタシアに、じっくりと考える時間を与えてみるとか)、“刻まれし者”たちに楽をさせることが目的ではないからです。シーンとは、あくまで抽象化された概念であり、一年であろうが、一日であろうが、1シーンは1シーンなのです。みっきい氏のような人情をとりあえず棚上げしておいて、事態の解決にあたる策士然としたキャラがいること自体は問題ないのです(ストーリー的にも、そう言うキャラが一人二人いると、ストーリーが全体的に引き締まります)。こうね、私の敗因はね(あえて、敗因と言わせていただきます)、全員がそういうキャラを作ってきた、ということなんです。みんなー、もう少し、ストーリー上の役割分担というものを意識して、キャラをつくろーよー(泣)。
※ それぞれ、反論をさせてもらえば、最後に。私自身は「アルカナ」の世界観をよく知らないので、この質問自体が無意味なのかもしれないのですが・・・1)ここは、先に触れたとおり、私のマスタリング哲学(謎)から、反対します。
2)拡大解釈はともかく、そんなに無茶な注文でしたか?単に、妹を取り戻してもらいたい、ただそれだけなのに??
3)だから、強調していませんって。
4)アナスタシアの選択肢が狭いのは、シナリオのテーマ上仕方がないところです。ここだけは、譲れないと言うか、何というか。少なくとも、これだけは、GMが提供したシナリオの大前提として納得してもらうほかありません。
5)では、一週間の期限を与えましょう(笑)。
※ 4)アルカナというシステム・世界設定上、“刻まれし者”たちが“殺戮者”に協力するなんて考えられない…が、個人的には、非常にすばらしいアイディアかと思います(笑)。
ただ、すばらしくても、普通やらないと思いますが…ね。だって、聖痕とは自分の力の源であり、半身のようなものなんですよ。その“刻まれし者”にとって、アナスタシアが半身とも言うべき存在でもない限り、普通は行わないでしょう。この点は、シーン16『■ “契約”を無効などできていない場合、“刻まれし者”たちはヴィヴィアンと交渉を持とうとするでしょう。』にて似たようなことを言及していますよ。
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