これは、コツを掴んでしまえばそんなに難しいものではない。結構簡単にできる。とりあえず、達成値26〜28あたりを目指してみよう。能力値は、5〜8で、肉体戦での達成値を想定する。それ以外だと、達成値26以上をコンスタントに叩き出すのは、何かときつい。肉体戦以外は、高い達成値を必要とされることはそう多くないはずだ(報酬点もあるし)。
1 達成値上昇系特技
手っ取り早く、達成値を直接上げてみよう。探してみれば結構多い。
その中でもおすすめは、<交渉>に組み合わせて<交渉>の達成値を上げるもの。<誘惑><根回し><イノセント>(RLによっては<虚言>も)。<居合い>などは用途が限られるので、使い勝手はいまいちだ。つーわけで、マネキン、クロマク、エグゼグ、ハイランダー最強というわけ(ケケケ)。とにかく、肉体戦、精神戦、社会戦、全てをオールマイティにこなせるのが強みだな。社会戦は認めてくれないRLもいるが、そんなこと知ったこっちゃない。
何?RLが、<交渉>+<Fアーム>を認めてくれない?声が届かないからだめだって?そーゆーときは、接近戦を仕掛けるヤツにK-TAIでも持たせとけ。あんあん言ってりゃ達成値も上がるって寸法さ(ケケケ)。
もちろん、<光学><ホロヴィジョン><影化><猿飛><写神>も、おすすめだ。斯くして、ぴょんぴょん飛び跳ねて交渉するカゲとかが一丁上がりというわけだ(ケケケ)。
他にも、<企業情報><バッチ><ストリーム・マップ>など、頓知を効かせればいくらでも達成値が上がるぞ。<誘惑>で肉体戦の達成値が上がって、<企業情報>で上がらないのはナンセンスだ。RLが認めないなら駄々をこねろ(ケケケ)。
こいつらを4レベルで取得すれば、とりあえず達成値は+4。こいつを基点に、達成値を順次上げていくことにする。
ちなみに、<誘惑>の誘惑的要素も、<虚言>の虚言的要素も、個人的にはフレーバーテキストだと考えている。別に演技・演出しなくても達成値は上がると思うぜ。
2 有利修正
スタイルに達成値を上げる特技がない?ご愁傷様。そういうときの有利頼みだ。<メレー>ならティルウィング(業物)、ブレイブハート攻撃サポート、<刃乗り>。<Fアーム>ならパンサー。猫静やWラビットでぴょんぴょん跳ねるのも悪くないな(経験点では、猫静の方が断然お得だ…ケケケ)。
猫闇・鷹誇は、今ひとつ使い勝手が悪い。渋く、蝙蝠で相手の修正をうち消すのも悪くない。
有利は達成値上昇系特技よりも経験点は安く済むが、互いに打ち消し合う性質があるから最低でも二重有利は備えておきたい。特に、カブトはイージスシールド、回避サポート、遮蔽物で三重有利が当たり前だからな。一重有利じゃ相手にならない。
回避サポートで相手の避ける方向を読みながら攻撃で二重有利とでも主張してみろ。他にも、パンサーで弾幕を張りながら回避とかあるな。嫌われること請け合いだ(ケケケ)。
だが、<誘惑>で達成値が上昇するのに、回避サポートで動きを読んで有利が認められないのは理屈に合わない。考えてみろ、組み合わせは全ての効果を発揮させる。だとしたら、<交渉>の効果はどこにいったんだ?まさか、「死んでください」と交渉しながら攻撃しているのか?ばかばかしい。だったら、回避サポートで攻撃有利を認めるのも同じ理屈のはずだ。
そうそう、<一期一会><名声>があれば、敵に攻撃するときも<メレー>+<交渉>+<コネ>で有利だ。忘れるな(ケケケ)。
ま。何はともあれ、とりあえずこれで達成値は+4だ。
3 ブースタマスタ
そんでもって、ブースタマスタ。これだけで能力値+3の優れもの。猫も杓子もブースタマスタというわけだ(ケケケ)。
ただし、能力値を直接上げるから制御判定には失敗しやすくなる。気を付けろよ。
姉妹品のアドレナリンで【生命】能力値+3も忘れるな。
4 サイバーパーツ
<知覚>と組み合わせれば、イメージエンハンサ+2、サウンドエンハンサ+1で合計+3だ。サウンドエディタと組み合わせれば<Fアーム>でも達成値が伸びるぞ。
ボイスアナライザで相手の<心理>を読んで+2、ドッジボールで相手の<回避>を読んで+2と主張することも忘れるな(ケケケ)。
おっと。サイバー識別+5は、御法度だ。まず、RLに嫌われること請け合いだな。オレなら、部位攻撃扱い−5で、帳消しにするところさ。
5 アイテム
その他、<隠密>馬鹿ならCUE、光学迷彩、サーフェス、日傘、身隠し符を、<交渉>馬鹿なら縁結びを、<隠し武器>ならデ・ニーロを忘れるなよ。他にも、<霊感>なら浄火、ナイト・ヘッドがあるし、探せば色々あるはずだ。
登場判定と<交渉>に関して言えば、凄い服は卑怯なほど強い。忘れるな。
ただし、<隠密>馬鹿は気を付けろ。蝙蝠の前には無力だ。場合によってはドルフの前でも無力だ。
<クイック・ターゲッティング>があれば難しいことはない。ガッチャ!とサンダーボルトで1+2+3=6だ。これならブースタマスタに頼ることもないから、制御判定も楽勝だね。
6 以上、総括
1+3or2+3を基本に、4,5を適宜加えろ。4+3+3=10だ。ほら、絵札を出せば、達成値は26を越えるぞ。経験点0でも、フルスクラッチなら楽に作れるはずだ。
あるいは、3,4,5のみというのも、一つの手だ。例えば、エンハンサ+2+1、アナライザ+2、サーフェス+2、日傘+2、身隠し符+1でもう+10だ。ブースタマスタと組み合わせれば、あっというまに30にたどり着くだろう。経験点も、意外に消費しないので経験点0でもお勧めだ。
なに?それでも達成値が足りない?しかたがねえなあ。最終手段。薬に頼るしかないだろう。サイバーパンクじゃあ、薬の同時使用は当たり前だ。達成値なんて、あっという間に40を越えることだろう(ケケケ)。
7 実を言えば…
達成値30に偉くこだわったキャラづくりをしてみたが、実際のアクトでは、これほどの達成値は必要とされない場合も多い。
差分値ダメージでとどめを刺すつもりでなければ、相手の制御値さえ越えればそれで十分に目的を達成できるからだ。例えば<ファインド・ウィークネス>とかな。
あるいは、<居合い><クイック・ドロー>で最初の一撃にすべてをかけるのであれば、リアクション関連の達成値は大して必要とされない。
同じく、<見切り>系の特技を持っていれば、やはりリアクションできなくても何とかなる(黒の剣には怯えないといけないが…)。
<鉄壁>カブトには達成値なんて関係ないのも、周知の事実だろう。