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緋:と、グラハム医師が言ったところで、神業です。≪タイムリー≫!!何もしないなら、落ちてきたガラスに阻まれてグラハム医師の退場を防げません。
tatuya:…むう、ここで私が≪買収≫と主張したらどうなるのだろうか?(笑)
緋:やめて〜〜〜(笑)。
tatuya:いや、冗談です(笑)。動機もないし。娘を確保できれば、それで十分なのじゃよ。
屠竜:ここでリッパーを逃がすわけにはいかない…仕方がない。≪不可知≫!
緋:!それは、もうしわけないけど、≪チャイ≫します。
tatuya:…むう、ここで私が≪とどめの一撃≫と…(以下、省略)
緋:え?登場していないのでは?
tatuya:いや、部下に指示を下すべく、近くの喫茶店に“登場”した扱いになっているはず(一同爆笑)。
緋:やめて〜〜〜(笑)。
tatuya:いや、冗談です(笑)。動機も…(以下、省略)まあ、お約束と言うことで(笑)。
思うに、神業はそのキャラクターの“見せ場”です。自分が見せ場として強大な(それこそアクトを左右できるだけの)力を有していることを自覚し、他人の見せ場は奪わない様にしましょう。こういうPLこそ、「RLに協力して1点」が相応しいと思います(自画自賛かい)。
ニュースは、流れる。
『全世界を被った異常気象は依然弱まる気配を見せません。各地で雪が降り、世界の主要主要メガプレックスでも交通が麻痺した状態が続いています。真教教徒の中には、これを預言書に書かれた一節と重ねるものもおり……』
『連続殺人犯として手配中の“ジャック・ザ・リパー”は未だ犯行を続けています。スコットランドヤードは犯人の割り出しを急ぐと共に、倫敦市民に警戒を呼びかけ……』
緋:というシーンを、演出させていただきます。
一同:おお!!(最初のシーン0って、こういう意味だったんだ!)これはなかなか。うまい演出だと思います。実に、N◎VAのシーン概念をよく理解した演出といえるでしょう。是非とも、手に入れたいテクニックの一つです。
三田:…でも、ここで私が登場して、「落としましたよ」とか言ったらどうなるのだろうか?(一同爆笑)
緋:そ…それは…ここは一つ、マスターシーンということで(笑)マスターシーンの概念は、シナリオ『13mmの死神』で正式に導入されましたね(笑)。
緋:アリシアに≪死の舞踏≫なのです。「終わりました」
三田:ここが使いどき。≪難攻不落≫。しかる後、≪とどめの一撃≫。
「紫藤と申します。この度は、ギアさんに助けていただきまして…」
「…はい、もし、お時間がよろしければ、是非、ご一緒させていただきたいかと…なにぶん、一人では心許ないですし」
適当に話したところで、紫藤は、電話をギアに返す。
「はい」と、電話に出るナイト・ギア。
『ナイト・ギア大尉か。引き続き、任務の伝達だ。00:23に、かねてからの計画を発動する。君は、大陸横断鉄道で直接現地に向かえ…移動中は、紫藤氏が君の依頼人となる。しっかりガートしてさしあげろ。幸運を祈る!』
「は、ナイト・ギア大尉、引き続き任務を続行いたします」
三田:「ナイト・ギア、キミの依頼人と少し話をしたいんだ。電話を、貸してくれるかい?」
屠竜:では、はい。
三田:「(中略)…ええ、彼にはとても感謝しています」ここは、実際、三田氏のナイスフォローです。正直、本シナリオにおいてもっとも難しいのが、先のシーンからここのシーンに至るまででしょう。切り裂きジャックを倒した後、殺し屋がどのようにアクトに参加できるかはこのシーンにかかっています。この点、三田氏はRLに実に、協力的です。まさに、PLの鏡ですね。こういうPLこそ、「RLに協力して1点」が相応しいと思います。
AZ3EL:「では、レッドアイの処に、連れていってもらおうか」…RL。念のため、アドレスは訊きません。
緋:はい。………舞台裏です。
tatuya:では、私は、報酬点を回復させるべく(笑)、レッドアイに対し<営業>その他で社会戦を(爆笑)。
AZ3EL:いや、アドレスを知らないから、無理だよ(笑)。そのためにこそ、アドレスを訊いていないんだから(笑)。
tatuya:な、なんですと〜〜〜(驚)。してやられました。ち、はめられたぜって感じです。こういうやりとりがある瞬間が大好きですな、個人的に。
なお、後日、社会戦においてアドレスが不要であることを確認。一応ここは、ルーリングミスの様です。トロン戦と違い、社会戦は、必ずしも本人自身に攻撃を仕掛けるものではなく、本人の社会的名声に攻撃を仕掛けるものです。本人が所属している社会に悪評を流す、本人が経営する工場に破壊工作をするなど、どれもアドレスを知る必要はないと考えるべきでしょう。
ただ、実際は多くのRLが社会戦にアドレスが必要というハウスルールを導入しているのだと思われます。みんな、社会戦が嫌いなんだー(泣)。報酬点と社会戦独自のカット進行がバランスを崩していることは認めますが…ね。
しかし、フレーバーとして社会戦を仕掛けることは、アクトを多様にすると思いますがねえ…「10.盗聴」とか「1.風評」とか、使えるのに…。何も、全ての戦闘をカット進行で進める必要はないと思います。社会戦も、また然り。
RLやってると、「10.盗聴」は、PLに対する情報操作として非常に便利(渡したい情報だけ渡せば足りる)だと思うのですが、どうなんでしょう?
…そこに、銃弾が響き渡った。
A−Cは、無言で駆け出す。仲田とエリィもそれに続く。
そして、三人が見つけたのは、死にかけのレッドアイと、レッドアイに銃弾をぶち込んだニューロキッズ。
「おっと、お客さんかい!?あんたらも、こいつに用があるのかい?」
ニューロキッズは、A−Cたちの突然の登場にあわてず騒がずお気楽に反応する。ショットガンを取り回したかと思うと、威嚇射撃。そのまま、窓からダイビング。さっさととんずらをこく。
「あーばよ!もう、そいつには用はないからな!」
ようやく見つけた友、レッドアイは、今にも事切れそうだった。弱々しく、口を開く。
「お前か…A−C。見てのとおり、ざまあねえ。アレッサンドロにはめられたよ。今まで、さんざん悪いことをしたツケがまわったかな…」
「しゃべるな…」と、あくまでA−Cは友を気遣う。
「いや、自分のことは自分が一番よく解る。…それよりも、ディスクを回収しに来たんだろう?ディスクは、ここにはない…さっき女の子とぶつかった拍子にすり替わったらしい。ざまあねえな。最後に、くだらんミスだ。…IANUSのデータを後で見てくれ。それで、彼女の映像が見られる」
「…」
「……」
「…兄さん」と、エリィ。
「………」
すでに、返事する気力もない。そして、レッドアイは事切れた。
静かに泣くエリィ。静かに降り積もる外の雪。
仲田は、携帯電話を取る。
「…わかった。今行くわ。少し…待ってて」
「エリィ・ファロン。救急車が到着したそうよ。あなたの悲しみはわかるけど、こんなところにお兄さんをおいておくのは可愛そうね。ひとまず、病院に行きましょう」
エリィは、静かに頷いた。
緋:≪電脳神≫を使います。
AZ3EL:ルテチアの大型トロンで仕事をします。「ふん。なるほど」
tatuya:では、その間に、私はジャックポッドのアドレス探知をかけつつ、彼に対し社会戦を仕掛けます(またかい)。<社会:企業><社会:イワサキ><産業スパイ><交渉><営業>。彼、何処にいます?
tatuya:つーわけで、<売買><イワサキ><メイデイ>で、アラシつきでワイズマンを購入しますぞ。あー、実に気持ちの良い買い物でした(笑)。エグゼグ冥利につきマスです。
ちょっと反省は、このシーンが妙に間延びしたこと。舞台裏でもできるような情報収集を延々と続けたのが原因です。実際、これが表舞台なのか裏舞台なのか、途中混乱していたし…みなさん、すみません。まあ、背景説明のために、妙に時間がかかってしまったようで…仕方がないといえば仕方がないかな?
緋:≪脱出≫で登場を演出するのです。ヘリはキャスト達の上空を旋回すると、列車の機関部に向かってFL30機関砲を叩きこむ。列車が大きく揺れ、速度が大幅に低下する。そこを狙って、ヘリからカタナが飛び降りてきた。ところで、このシーンで結構話題になったのが、テラスと屋根をどうするかです。
どちらも、風が強くてどうしようもないのでは?という話だったのですが、結局、シナリオはその後あのように書き直されたようです。テストプレイを重ねるとこういう細かい問題点が一つ一つ改善して良い感じですね。
三田:「依頼人は、どなたなのかな?」≪真実≫!!
緋:「ハッハッー!冥土のみやげってヤツかあ?いいだろう、教えてやるぜ!アレッサンドロ・レオーネだよ!!」(←かなりノリノリ。ジャックポッドといい、リッパーといい、ハイテンション野郎が緋氏のはまり役らしいです)
AZ3EL:「そこまでにしてもらおう」ワイズマンで登場します。
三田:あ、RL。さっきのジャックポッドの台詞だけど、依頼人の名前はそのAZ3ELさんのヘリの爆音にかき消されたということでお願いします。
緋:…で、読心術で、紫藤にだけは依頼人の名前が解ったということですかな?
三田:そうです。ここでアリシアが父親の名前を聞いたら、アクトが一瞬で終わっちゃうじゃあないですか。アリシアがパパに「ヤメテ」と言えばそれだけですから(苦笑)。
一同:おお〜。ここでも、三田氏がナイスフォローです。
特に、150点経験・達成値31以下環境のセッションですから、アクトの華は間違いなく戦闘でしょう。やはり、RLフレンドリーのためにも(笑)、ここはアリシアが依頼人の名前を聞いてはなりません。この点、三田氏はRLに実に協力的です。まさにPLの鏡ですね。こういうPLこそ…(以下、省略)。
しっかし、身内だったら間違いなく一瞬で終わらせるでしょうねえ…戦闘嫌いなやつ多いし(苦笑)。
tatuya:(ここで、フルオートがきたら危険だな。認めてくれるかどうかはともかく、≪買収≫で防ぐか)熾烈な戦闘。
緋:イレイザーガンで<ファイアアーム><必殺の矢><トロン><フリップフロップ><社会:ウェブ><ストリーム・マップ>という呪文を唱えさせてもらいます。
tatuya:!「悪いわね。イワサキは欠陥商品が多いのよ」…≪買収≫!!
緋:げ、「イザナギ!やべえぞ、このヘリ!!」…<アスレチック>で脱出したことにしておいてください。ここは、私のプレイングミスだったかも。むしろ≪タイムリー!≫の出番でした…AZ3EL氏、申し訳ございません。やはり、見せ場は譲り合いの精神が大切ですね。
ちなみに、「欠陥商品」の主張を認めてくれないRLも多そうですので、ここは一つ、別の詭弁を…「RL、ジャックポッドが、フルオートしようとしたまさにその瞬間、ヘリのモニターに、こういう文章が流れるんだ。『ぴー。お客様、大変申し訳ございませんが、料金未払いにつき、現時刻を持って、本商品を差し押さえさせてもらいます…機能、強制停止』」…だめ?(苦笑)ところで、≪買収≫とか≪完全偽装≫とか使う時って、思わず、眼鏡のフレームを押し上げる動作をしてしまいませんか?くいっと(謎)。私は、思わずしてしまいます(爆笑)。
緋:決まりましたね。では、イザナギは我が身をさらし、叫びます。「強者に破れるは、剣士の本望!!」…屠竜氏、どうぞ。
屠竜:といっても、私、即死系神業、持っていませんよ。
緋:え?あれ??
tatuya:はっはー、実は、私だったり(爆笑)。「残念だけど、ここまでね」≪とどめの一撃≫!
緋:!…し、しまった〜。ナイト・ギアの最後の一枚はカブトかあ!!うわ〜、だったら、≪死の舞踏≫を使っとけばよかったあ!!屠竜氏、申し訳なんだあああ〜〜〜!!なんですか、こう、「本望!」って叫んで我が身をさらしたら、別方向から、ずきゅーんと(一同爆笑)。いや、ここら辺の失敗が、見事に『エレガント』セッションで生きていますな(笑)。プレアクトで、実にみっちりと神業のかみ合わせをしていたと見受けられます。
みなさん、くれぐれも、お気をつけて。プレアクトでの神業の確認は必須です。ここら辺、私がゲスト神業の事前公開制を強力に推奨する由縁だったりします。ある意味、ゲーム性も高まりますし(情報が存在しないところで読み合いは生じ得ません)。
紫藤とアリシアは再び二人だけになる。運行を再開した大陸横断鉄道に揺られながら、紫藤は電話を受ける。アリシアの父親、紫藤の依頼人、アレッサンドロだ。アレッサンドロはアリシアと談笑した後、紫藤との会話を望む。
『紫藤か…』
その声は、疲れ切っていた。
「…これから、どうするのですか?」
紫藤は端的に質問をぶつける。
『…そうだな。しばらくは、深く、深く、潜行するよ。捲土重来を狙ってね。ほとぼりが冷めたころに、アリシアと会いたいと思うが…アリシアはそれを許してくれることか…』
「…許してもらえると、良いですね」
アリシアは、輝きに満ちた外の世界を、まぶしそうに眺めていた。
AZ3EL:ところで、こういうこと、やっちゃっていいかな?≪電脳神≫で、医療データを引っぱり出し、トロンでエリィを治療。≪タイムリー≫で偽ディスクを偽造。それをルテチアに提出。イザとなったら、≪不可触≫で高飛びします。
緋:おお!面白いです。認めましょう。結局、アクトで一番得をしたのはA−Cだったのでした(笑)。
神業使い果たした時点で、まー、ディスクは取られるだろうなーとか思っていましたが、案の定です。いいんです。どうせ、我が社が損害を喰うわけではありませんから(笑)。
ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、こちらにお願い申し上げます。