ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、こちらにお願い申し上げます。
■「湖の貴婦人」 | |||||||||||||
フィニス=デアボルス=ステラ ∵不死∵ ∵魔器∵ ∵活性化∵ 体格10:
HP:20 AP:8 DP:12
●特技
●因縁
| ■■ |
●「湖の貴婦人」とは
代表例は、アーサー王伝説のモリガン・ル・フェなどです。 彼女たちは、愛人にして、女神にして、妖精にして、魔女にして、死神たる存在です。 ある時は騎士と愛を語らい、ある時は騎士に試練を授け、ある時は騎士に助言し、ある時は騎士を妬み、ある時は騎士に死をもたらす元凶となる。それが「湖の貴婦人」です。 過去がフィニスであるのは、彼女たちが女神にして妖精であることの証左です。彼女たちは悠久の時の中にいます。 現在がデアボルスであるのは、アーサー王にエクスカリバーを授けた「湖の姫」を参考にしています。彼女の魔器は、仕えるべき「妖精騎士」に使われるために存在します。彼女自身は、決して魔器を使おうとしません(ルール的にも、他人は魔器を使えないとは何処にも書いていないことを確認済み)。彼女は、仕えるべき「妖精騎士」に出会うその日まで、抜き身の魔器を胸に抱き、今日も旅をするのです。 なお、確認のため書いておきますが、アーサー王が王の証として抜いた剣は、エクスカリバーではありません。王者の剣にはこれといった固有名詞はないようです。エクスカリバーは、その後の戦いの最中、マーリンのはからいで「湖の姫」から受け取った物で、王者の剣とは別物です。 未来がステラであるのは、彼女たちが「妖精騎士」を戦いの場へと導く存在だからです。彼女たちは、「妖精騎士」を輝かしい栄光と安らぎ無き死に導きます。 | |||||||||||
■「妖精騎士」 | |||||||||||||
●「妖精騎士」とは
代表例は、ケルト神話のク・ホルン。クー・フーリンです。 彼らは、「湖の貴婦人」や地母神グレートマザーたちに気に入られ、特別な力を授けられた人間の騎士です。その力は時に神々すらも凌駕し、多くの難敵を退けます。人と神の力、その両方を持つ「妖精騎士」に不可能はありません。 しかし、その代償は大きなものです。彼らは力を得た代償に、平穏な人生を喪失します。そこに待つのは、常に冒険とロマンスと遍歴であり、決して安住というものがその心に訪れることはないのです。これはもはや、“運命”です。そして彼らは、若くして非業の死を遂げるのです。そこに例外などあり得ません。 過去がアダマスであるのは、彼らが騎士であることの証です。その気高き心は今も失われていません。 現在がアルドールであるのは、彼らが戦いを求める存在であることを意味します。 「妖精騎士」は、戦う運命から逃れることはできません、死ぬまで戦い続けなければならないのです。 未来がフルキフェルであるのは、彼らが人ならざる妖精の力を得ることを意味します。これは、逃れられない“運命”です。 | ■■ |
アダマス=アルドール=フルキフェル ∵無敵防御∵ ∵絶対攻撃∵ ∵模造∵ 体格15:重武器2LV
HP:30 AP:10/8/6 DP:12
●特技
| |||||||||||
■「戦乙女」ヴァリキリー | |||||||||||||
レクス=ステラ=マーテル ∵呪縛∵ ∵活性化∵ ∵再生∵ 体格10:格闘2LV
HP:20 AP:8 DP:12
●特技
●因縁
| ■■ |
●「戦乙女」ヴァリキリーとは
ヴァリキリー(あるいはワルキューレ)、戦場に死を運ぶ者たち。改めて説明することはないと思いますが、確認のために。 代表例は、北欧神話のブリュンヒルドです。 彼女たちヴァリキリーは、人の子にして、妖精であり、戦場の死神であり、雄々しき戦士であり、恋する乙女であり、母であり妹であり、そしてなにより、主神オージン(オーディーン)に仕える忠実なる巫女たちです。彼女たちもまた、人々と神々との境界線があやふやだった頃の、伝説の住人なのです。 過去がレクスであるのは、彼女たちが「ヴァルハラの勇者」たちを見いだす存在であるから。そして彼らの運命をもがんじがらめに縛る存在であるから。彼女たちは、≪猟犬の嗅覚≫をもって「勇者」を見いだし、恥知らずには≪法の裁き≫という社会的制裁を与えます。神話世界の女性とは、すべからく嫉妬深い存在なのです。 現在がステラであるのは、彼女たちが「勇者」たちをヴァルハラへと導く死神だからです(まあ、そう言う意味でとらえれば、グラディウスでもかまわないでしょう)。彼女たちは、「ヴァルハラの勇者」の戦場における「道連れ」なのです。恋人にしてパートナー、それがヴァリキリーです。 未来がマーテルであるのは、彼女たちもキリスト社会に取り込まれるべき存在だからです。 あるいは、いつの日か、彼女たちはその牙を失い、子を養う母となるからです。英雄の血を後世に残すことこそ、彼女たちに課せられた最後の悲しき使命です。 | |||||||||||
■「ヴァルハラの勇者」 | |||||||||||||
●「ヴァルハラの勇者」とは
代表例は、北欧神話のジークフリートです。 ああ、雄々しき勇者たちよ!その汚れ無き魂に安息の地が訪れんことを!! しかし、彼らもまた「妖精騎士」と同じく、非業の死を迎える存在です(ああ、彼らがヴァルハラにおいても勇ましきことを祈らせてください!)。彼らは、常に勇敢なのです。 過去がアクアであるのは、その人生が始まりより茨の道であることを意味します。彼らはほぼ例外なく、家族に悲劇が訪れたその日に生を受けます。その災難を逃れた彼らは復讐を誓い、戦士の道をひた進むことになるのです。 現在がアルドールであるのは、彼らが戦士であるからです。彼らは、人の屍の上でのみ、その生を実感できる存在なのです。 未来がルナであるのは、彼らの進む道の暗さを暗示します。復讐とはかくも過酷な道なのです。時に彼らは、戦士として勝つために闇討ちすらいといません。毒殺だって行います。最後に立っている者こそ真の戦士であり、勝者であり、勇者、英雄だからです。
■■
|
| アクア=アルドール=ルナ ∵因果応報∵ ∵絶対攻撃∵ ∵不可知∵ 体格13:格闘2LV
HP:26 AP:9/7/5 DP:12
●特技
| ■「麗しの公女」
| コロナ=アングルス=デアボルス ∵紋章∵ ∵天真∵ ∵魔器∵ 体格11:
HP:22 AP:10 DP:12
●特技
●因縁
■■
|
●「麗しの公女」とは
| 代表例は、アーサー王伝説のグウィネヴィアです。グウィネヴィアなんて年増…とおっしゃる方は、エレインでも結構です。 中世騎士道物語といったときに、フェアリー・テール同様忘れてはいけないものが一つあります。それがロマンス。宮廷での許されぬ恋、不倫…騎士の運命をたぶらかすのは「麗しの公女」なのです。 過去がコロナであるのは、彼女の生まれが気高いことを意味します。彼女は、すべての人民と騎士とに傅かれるべく生まれました。彼女は、名誉ある女性です。何人たりとも、彼女の名誉を汚すことは許されません。 現在がアングルスであるのは、彼女が騎士に護られるべき存在であるということを意味します。彼女は、他の宝に代え難き存在です。いかなる騎士とて(そう、それがたとえ卑しき心の持ち主であっても!)、彼女を護らねばなりません。 未来がデアボルスであるのは、彼女が騎士に力を与える存在だからです。「麗しの公女」に勝利の誓いを立て、リボンを頂戴した騎士に、敗北はあり得ません。そう、彼女が騎士に与えるリボンは魔器です。兜の角に結んだリボンは騎士の命を繋ぎ、剣の柄に結んだリボンは怨敵に致命的な一撃を与えます。
| ■「遍歴騎士」
●「遍歴騎士」とは
| 代表例は、アーサー王伝説の“荷車の騎士”ラーンスロットです(彼を決して“湖の騎士”ラーンスロットと呼んではいけない(笑))。『ロードス島戦記』の「自由騎士」パーンも、「遍歴騎士」の一種と言ってよいでしょう。 中世騎士道物語において、「遍歴騎士」とは、まさに騎士の鏡であり、多くの騎士のあこがれです。彼らは、その存在自体、名誉あるものなのです。 過去がアダマスであるのは、彼らが騎士であることの証です。騎士として、名誉ある戦いをせねばなりません。 現在がウェントスであるのは、彼らが遍歴する運命にあることの証です。 彼らは、今、まさに遍歴しているのです。ここは一つ、「遍歴騎士」らしく≪挑発≫をすることで、名だたる騎士との決闘に持ち込みましょう。さすれば武勲・名誉はあなたのものです。なに、名だたる騎士と一太刀斬り結めば、その勝敗・生死にかかわらず、武勲を立てたことになります。なんでしたら、アクアの特技≪決闘≫も使ってください。 未来がアクアであるのは、彼らが求道者として流離う運命にあることを意味します。たとえ、悪い魔法使いから助けたお姫様とのひとときの恋に落ちたとしても、彼らの心はすぐに次の旅へと胸高鳴るものです。誰も、彼を止めることなどできません。
■■
|
| アダマス=ウェントス=アクア ∵無敵防御∵ ∵神移∵ ∵因果応報∵ 体格13:重武器2LV
HP:28 AP:9/7/5 DP:12
●特技
●因縁
|
|
| |
ご意見・ご感想・ご質問・苦情・その他萬、こちらにお願い申し上げます。